悪魔の狂暴パニック(aka.Blue Sunshine,悪魔の凶暴パニック)



->imdb:Blue Sunshine
ズルッ!ガオオォォ!!!
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どうもナマニクです。以前のエントリで70年代、80年代も振り返ってみようかと書いていました。というわけで、今回、その一回目として
「悪魔の狂暴パニック」(最近では「悪魔の凶暴パニック」に直されてしまった)
のレビューをやってみます。

なんだか、早速アレなタイトルですよねぇ。
70年代前半に見られた「とりあえず、悪魔って付けとけよ」的やっつけ仕事を感じます。
内容も
「いきなり頭髪がバッサリ抜け落ちて凶暴化する」現象の謎をイケメンが追う!
という、非常にイロモノっぽい感じなのですが、実は、サスペンスとしての要素満点。演出も手堅く素晴らしい作品なのです!僕は、この映画が好きで日本盤が待ちきれず、サントラ付き北米版を買いました。音楽も良いんですよ。ほんとオススメです。

お話は・・・

プチ同窓会パーティを催していたら、突然メンバーの一人の髪の毛がズルーンっと抜け落ちた!彼は、ヅラがバレたことを恥じてか、パーティ会場からダッシュで離脱!


↑ずっぽり抜け落ちちゃったの図(直前のカットでは明らかに不自然に髪の毛に触られてたりします)

心配した本作の主人公ジプキンさんは、ハゲの後を追うのですが、ハゲはちゃっかりと数分後にパーティ会場へ舞い戻り、大興奮しつつ、女を張り倒したり、暖炉に突っ込んだり大暴れ!


↑大暴れの図。このテンション!


↑いちいちパンツ見せながらひっくり返る女

皆殺しにしたあげく、その興奮冷めやらないまま車に轢かれて自らも死んでしまいます。

そこへジプキンさんが戻ってくるのですが、運悪く、近所のオッサンに目撃され見事、逃亡者となるジプキンさん。
ジプキンさんは濡れ衣を晴らすために、”突然ハゲて凶暴化する現象”の調査を始めるのでした。

そして、方々で「突然ハゲて凶暴化する」事件が多発。

ジプキンさんは、現在、大統領も夢ではないと言われている政治家が学生時代に売り歩いていたドラッグ「Blue Sunshine」に原因があることを突き止めるのですが・・・。


↑突然ハゲて、アヘ顔をさらしたあげく発狂、「We want Dr.Pepper!」っと叫び続ける子供に襲いかかる!


↑ヒッピー気取りが喜んで使っていたブルーサンシャインポスター(嘘)

っと、こんな感じです。

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本作のポイントは、やはり「突然ハゲる」というところ。(ある程度の前振りはありますが)何の前触れもなくハゲて暴れ出すわけですから、観ている側は当然「ハゲそうな(つまりヅラ)人」に注視してしまうわけです。またタチの悪いことに、全員ヅラに見える上、なにか調子が悪そうだ!


「こいつ・・絶対・・来(ハゲ)る!」

っと思わせぶりな演出をジリジリ続けて、ようやっとスポッっと髪がとれて、凶暴化する様を観るのは非常にカタルシスを感じます。やりたい放題だった「スクワーム」の監督とは思えないカッチリとした手堅い演出です。

”次、ハゲるのは誰なんだ?”

文字にするとアレですが、非常にサスペンスフルです。他、オープニングの月と人間の目の交互のショット、音声のみで再現される惨劇の現場、象徴的な歌等、本当に手堅い演出に好感が持てます。

日本盤DVDは井口昇監督、山口雄大監督、清水崇監督のコメンタリーが入っていますが、やはりサスペンス演出は絶賛されています。彼らもやはり「全員がヅラに見えるところが良い!!」っとのこと。
また、コメンタリーを聞くまで知らなかったのですが、主人公ジブキンを演じたZalman Kingは実は脚本家で、「ナインハーフ」等を手がけていたようです。あぁ。。エロイケメン。くやしいのぅ!くやしいのぅ!

日本盤はレンタルでもセル版と同じものとのことで、是非一度、レンタルでも観てほしい一品です。


↑フランス版のいっちゃってるフロアカード入り、サントラ付き北米版DVD

“悪魔の狂暴パニック(aka.Blue Sunshine,悪魔の凶暴パニック)” への3件の返信

  1. 「次、誰がハゲるのか?」
    この映画のもの凄く的確な要約ですね!

    グラインドハウスムービーコレクションの3作の中ではダントツにこの映画が一番好きでした!
    オープニングの満月と、いずれハゲていく登場人物達との交互のショットは本当にうまいなと思いました。

  2. コ・レ・は異色作ですね!  早速レンタルで探してみます!ww

  3. >LIVE_FREAKYさん
    あの3本の中では、一番映画としての体裁ができてますよね!
    っというか、唯一まともというか。
    オープニング、すごく良いですよね。タイトルまでの間も良い感じでした。

    >ゴーゴートーキョー!さん
    一見、異色なんですが、観てみると普通なんですよ。
    ある程度のバカっぽさを期待すると「あらぁ、真面目な映画だ!」っと。
    週末の深夜にマッタリと楽しむのが良いかもですよ!

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