カテゴリー : DVD

7 Days (aka. Les 7 jours du talion)

->imdb:7 Days
拷問描写はただの”掴み”
その他のレビュー一覧


Review

娘を強姦されたあげく殺された外科医がブチキレて、移送中の犯人を拉致監禁。恨みを晴らすべく一週間後に迫った娘の誕生日に向けて毎日拷問にかけるというお話。

お話だけ聞くと、外科医による”トーチャー・ポルノムービー”に聞こえてしまう。
たしかにそうだ。外科医のBrunoは、外科医だけに”どこまでやれば死んでしまうのか?”を知っているのだ。つまり、”どこまでやっていいのか?”極限までの拷問が可能なのである。では、本当に拷問メインのいつも通りのテンプレ映画なのか? っというと、そうではないのだ。

彼は犯人拉致時に、自らの正体を明かし

”一週間後に殺す。止めてほしければ、俺を捜せ!”

と、警察を煽る。

ここからして、普段のトーチャー・ポルノとは違う隠し味が効いてくる。

Brunoを追う刑事Hervéは、”半年前にチンピラに奥さんを撃ち殺された男”。

つまるところ彼は、Brunoの気持ちが解るのだ。しかもBrunoに「お前は、お前の嫁を殺した男がただ塀の中に閉じ込められているだけで満足なのか?」と問われ黙してしまうくらい全く立ち直れていない状態。彼は、妻を殺されたトラウマで、家のダブルベッドで寝ることができず、彼の自宅の寝室は、ドアを板張りで塞さがれた開かずの間。彼を本気で捕まえて良いのか、復讐を遂げさせた方が良いのか?鬱々と悩む。

Brunoの計画を全く知らなかった妻Sylvieの心情も複雑だ。
夫からは「今日、俺は犯人の膝をつぶした。明日はお前の望むことをする。望みを言ってみろ」
と言われるが、答えることはできない。しかし、内心は夫の凶行を指示しているようにも見える。

徹夜の手術明けでムラムラしちゃったから、本来送っていくはずの娘を一人で登校させ、彼らが情事に耽っている間に、娘が強姦され殺されたのだ。そりゃ彼ら自身も自らを許せないわけだ。

後半、Brunoの行為をメディアが扱いはじめ、同じ犯人に娘を強姦・殺害された家族のBrunoへのメッセージをTV放送し始める。大半の遺族は、Brunoの行為を否定しつつも、心情については肯定するのだが、「私は全てを無かったことにした。」と曰う母親の登場により急展開。

その遺族の言うことに納得できないBrunoは、犯人に会わせることで自らの憤りを共有しようと、なんと誘拐までしてしまうのだ。

ランキングに参加してます。ランク上がると俄然やる気出るので、面白かったら是非クリックしてくださいませにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

ちなみに本作、エンドロールに至るまでBGMは全くなし。物語が静かに淡々と展開していく。

また、肝心の拷問であるが、そこそこパンチの効いたもので、外科医ならではの拷問が炸裂する。朝のおはようの小便シャワーからはじまり、膝をたたき割ったあげく、首にひもを括って無理矢理立たせ、チェーンで殴りつける。この程度はまだかわいい。なんとも酷いのは、犯人を人工肛門にしてしまうのだ!

しかし拷問自体は、ただの味付け。基本的には、Bruno自身と彼を取り巻く人々の心情が中心となるため、後半に行くに従ってゴア度はなりを潜め、気がつくと犯人は大流血し、衰弱しているのだが、一体何をされたのかは解らない。

おそらく拷問描写はただの”掴み”で、基本的には心理描写を描きたかったのであろう。

拷問シーンを凌駕する登場人物たちの病的な表情。妻の射殺シーンを録画された防犯カメラを毎晩淡々を見続けるHervéの虚ろな目。片付けても野犬に掘り超され続ける山荘の湖畔に放られたシカの死体。ビールを飲み続けて混沌の海を泳ぎ続けるBruno。そして死体が生き返っただけの娘の幻覚。

もちろん、追跡劇のスリルも存在するが、何のカタルシスもなく、怒りと自己嫌悪がグッチャグッチャに混ぜ込まれた物語は静かに閉じられる。
鑑賞後に感じる不思議な感情。これは一体何なのだろう?

同じフランス・カナダ合作の「5150 elm’s way」も似た雰囲気をもっている。
ちょっとインテリっぽい感じが鼻につく向きには、ちょっと苛つく部分もあると思うが、このフランス語圏カナダ映画の雰囲気。一押しです。

Babysitter Wanted

->imdb:Fronzen
他力本願グルメダミアンの寡黙な日々
その他のレビュー一覧


Review

主人公のAngieさん、ビックリするくらい優等生で信心深い。
ちょっと疲れた夜は、ロウソクの火を見つめながら黄昏れたり、気が荒んだときは「教会に心を休めに」行ったりする”クソピュア野郎”。

そんなピュアな彼女のことですから、バイトに選んだのはベビーシッター。
大学の掲示板のお知らせから郊外で暮らすStanton夫婦を選ぶ。

早速、挨拶にいくAngieさん、Stanton夫婦はとっても人の良さそうな感じ
息子もカウボーイの格好をしたハニカミ屋さんで、楽しくお仕事出来そう。


しかし、そのときから彼女は、怪しい影につきまとわれる。
どうやら、最近、女学生がいなくなる事件が多発しているようで
不安になるAngieさんですが彼氏っぽい男(Rick)もできて、リア充炸裂。爆発しちゃえばいいですよ!
といわけで、バイト初日、Rickさんと電話しながら、「バイトが終わったら逢いましょうね〜!」なーんて話したりします。

Stanton夫婦は、「まぁ、数時間の外出だけど、息子のサムをよろしくね!
サムが腹減ったら、この冷蔵庫の肉をチンして喰わせればいいから!」

なーんて言いながらご機嫌で出かけていきます。

さて、息子のSam君は寝ているようだし、勉強でもすっか!っと思っていた矢先、怪しい影と思われる男が襲いかかってきたのだ!!

必死にSam君を守りながら、逃げ回るAngieさん。しかし、なんとか、いや、あっさりと
男を殴り倒したAngie。「もう、大丈夫!」っとSam君をみると

( ゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ

(;゚ Д゚) …!?

あー、そうですか、そうですか、狙いはワタシじゃなく、あんたですか。
あんた、それ角じゃん?、悪魔なんですね!!そうですか!!!!
あ、だからさっき、わざとらしく肉を直食いしてたんですね!?

そうなんです、Stanton夫婦の息子は、悪魔なんです。

人肉しか食べないんです!!!

しかも、美味しい部位に限定した肉しか食べないんです!!

だから、ベビーシッターに留守を任せている間、夫妻は食材をさがしてウロウロしていたのです!!!!

真相を知って、驚くAngieさんですが、そこへStanton夫婦が戻ってきて、見事監禁されてしまいます。

目の前で、夫婦が捕まえてきた”家畜”の解体ショーを見せられ、おびえるAngie。


彼女は無事、この屑殺場と化した家から脱出できるのか???

っと、そんなお話です。

ランキングに参加してます。ランク上がると俄然やる気出るので、面白かったら是非クリックしてくださいませにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

途中までの展開が多少遅く、ベビーシッターバイト先での無言電話攻撃、
謎の影攻撃など思わせぶりな演出が続き、あわや「ストレンジャー・コール」
の悪夢再び!っとも思ったのですが、いえいえ、そんなことありませんでした。

ちょっと、ミスリードを誘いすぎな感(小悪魔を退治しにきた人は神父なのだが、顔が傷だらけの殺人鬼にしか見えなかったり、ビル・モーズリィ扮する警官の俺が怪しいぜ演技等々)も否めませんが、中盤以降のテンポの良さや超展開への突っ込みどころが満載でかなり楽しめます。

せっかくの彼氏は、肝心なときに終始気絶しっぱなし(なんで出てきたのかわからん)
Stantonの旦那は、自らの悪事の武勇伝に熱弁を振るうあまり隙だらけ
ビル・モーズリィ演じる警官もツメが甘い(ほんと甘い)

息子Samの頭に角。これ無茶苦茶っすよ。角で悪魔。
Angieがあまりに信心深いという演出が鼻につくなぁっと思っていたら、
この展開。なるほど!っと。

しかも、彼、ダミアンみたいなインテリ悪魔ではなく、
「オラ、腹減った!」
っとAngieを追いかけ回すだけのただの野獣です。追いかけ回すだけなので、(悪魔パワー炸裂!なんていうシーンは無い!)
実はただの奇形児で、Stanton夫婦が「おお!こりゃ悪魔っぽい!」とかなんとか勘違いして育てただけなんじゃねぇの?って思いたくなります。

また、DVDジャケットから連想される、ハードなゴア描写はありません。死体の解体シーンがあるのですが、これは普通に「お肉」なのでさほどのものでもない感じです。

あ、そうそう解体シーンも突っ込みたくなる部分があります。

わざわざ、ペンでマーキングしてから解体するんですね。何十人も解体してるという設定なのに・・・。

とにかく色々と突っ込みながら、楽しくみたい一品。
それがこの映画にとって正しいのかはさておき・・・。

レイキャビク・ホエールウォッチング・マサカー(aka. Harpoon Reykjavik Whale Watching Massacre)

->imdb:Reykjavik Whale Watching Massacre
遭難信号が出せなくて・・・
その他のレビュー一覧


Review

参考:ポケベルが鳴らなくて(youtube)

最北の首都を急ぐ人の群れ
鯨が待つ場所へ誰も向かうのね


そんな風景をゼニゲバの秘書として
一人見ていたら悲しくなった


くそ寒い甲板や客室は 差別主義者ばかりで
酔っぱらいが暴れていたら

それみたことか それみたことか (船長が)死んじゃった

ポケベル(遭難信号)が出せなくて
船が待ちぼうけしてる

ねぇ、貴方は今ここで何をしてるの?

ポケベル(遭難信号)が出せなくて
船が待ちぼうけしてる

私のほうから助け呼べない

通りがかった船には人食い一家

正体を言わない私のずるさが
今日の一日を独り占めしている

ドラム缶とかロッカーの中は
愛を呼ぶ声が届かないから

聞き分けが良すぎるのね いつもパニクッてたほうが
貴方には都合良いのでしょう?

そっちのほうが そっちのほうが (銛で)狙いやすい

燃やしてでも構わない
一人でここから逃げ出したい

そう今の恐怖より自分の未来

殺してでも構わない
はやく保険金を奪い取りたい
あなたの”全て”が 私の”全て”

(クレジットが)2番目でも 愛されたい

・・・・これ書いちゃったことは、ちょっと反省している。
というわけで、「Harpoon Reykjavik Whale Watching Massacre」です。

ランキングに参加してます。ランク上がると俄然やる気出るので、面白かったら是非クリックしてくださいませにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

お話は、上にあるとおり、鯨を観に行くツアーに参加したら、客の一人が手違いで船長を死なせてしまい、
途方に暮れているところに、たまたま近くを通りがかった船に助けを求めてみたら、実は人肉喰らいのキチガイ一家の船で、さぁ大変!というものです。

「悪魔のいけにえ」リスペクトということで、本作、評価が分かれる作品とは思いますが、2つの点で、僕は非常に気に入りました。はい。

まず、登場人物が揃いも揃って自己中レイシスト揃い。コレ最高。

白人が撮る多民族スラッシャー映画ってーのは、まずアジア系が死にます。次に黒人が死にます。で、最後に聖人君子のような性格の白人だけが生き残るというパターンが多く(そういうニーズがあるのだから仕方がないのだが)、このパターンの為に、有色人種のみがアホっぽく描かれたりしするのをよく見かけます。(まぁ、僕がそう思っているだけかもしれませんが。あ、でも、決してそれが嫌いなわけじゃないですよ。えぇ。)

ところが本作は、白人も含め全員バカで差別主義者。
実際、赤の他人かつ人種も違うのであれば、危機的状況に陥った場合、協力するかどうかは怪しいと思いますし、何故か素晴らしいリーダーシップを発揮する男・女が登場するかと言えば、そんな体良く世の中はなっていないのだと。

イギリス人っぽい観光客は、黒人やアジア人(これがまたインチキなんだ)をあからさまに嫌うし
フランス人っぽいヤツは終始酔っぱらい。船の船長は仕事を早く済ませたいだけのデブで、アシスタントはレイピスト。アジア人は、イギリス人に向かって「韓国の売春婦より、ブッサイクだなあ」っと言い放つ。(昔、韓国に旅行に行ったとき、ポン引きに一晩4万とか胡散臭いこと言われたことを思い出したデス。)

「悪魔のいけにえ」リスペクトとは言うものの、人喰い一家が登場する以外は共通点はなく、どちらかというと「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」等に代表される”立て籠もり仲間割れ話”に重きを置いているように見えました。

次に、裕木奈江が悪すぎる。
なぜ、わざわざロスジェネ世代しか反応しないような「ポケベルが鳴らなくて」を持ってきたかというと、
あのドラマで裕木奈江が袋だたきにあったように、この映画の日本公開時も、たぶん袋だたきに遭いそうな予感がするからなのです。

2010年内に日本公開が決まっているとのことで、ストーリーともに詳細は書きませんが、混乱に乗じて相当腹黒いことを画策する女を演じてます。(アホな替え歌で多少ネタバレしてますけど・・。天然な表情でシレーッととんでもないことをやってのけます。)
彼女が悪役を演じた作品は他にも「光の雨」等がありますが、今回もかなり腹黒く、非常に良い感じです。

鑑賞後は「なんだか、嫌な映画を観ちゃったなぁ」っと思うこと必須で、好きな人はたまらない一品。

あ、言い忘れましたが、切株やゴア描写はさほどありません。(といっても、それなりにはあります)

スローター・ゲーム (aka. Turkey Shoot,Escape 2000)

->imdb:Escape 2000
脱げよ。おまえも脱げよぉぉぉぉ!!!
その他のレビュー一覧


Review

近未来、全体主義社会が構築され、徹底的な思想管理が行われていた。当然、そんな世界には適合できない者やレジスタンスが生まれる。彼らはDeviantsと呼ばれ、逮捕、再教育施設へ強制収容されていた。再教育施設とはいったものの、そこは特権階級による、お遊びの場と化しており、暴力や陵辱が茶飯事という地獄だったのだ!


↑重いだろ!?えぇ?オラオラ!再教育施設からの脱走を繰り返したポールさん入所初日から嫌がらせです


↑たまたま犯罪の現場に言わせ、強盗をかばった勢いで施設入りしたクリスさん、服を脱がずにシャワーを浴びます。そんな扇情的なことしてるから犯られるんだよな。


↑何もしてないのにフルボッコされる女


↑脱走を企てたためにリンチされたあげく、燃されちゃうアンチャン

などなど、まさに地獄。

この施設を仕切っている特権階級の皆さん。彼らは武器・狩猟マニアで、その趣味趣向を満たすため定期的に

「俺らから殺されずに逃げることができたら、自由にしてやんよ」ゲーム

を開催していました。
しかし、これはフリーダムへのチャンス!!(本当は紆余曲折あるのですが)主人公のポールはじめ、その他諸々の脇役の人々はゲーム参加することになるのでした。
かくして、殺るか殺られるかの恐ろしいゲームの幕が切って落とされたのです。


↑ゲームに参加する皆さん。左からポール、クリス、バカ、生真面目、エロ担当


↑特権階級の皆さん。左からインテリボス、宇宙人、エロ担当、狼男アメリカン(他に看守やら影の薄いデブがいますが割愛)

ランキングに参加してます。ランク上がると俄然やる気出るので、面白かったら是非クリックしてくださいませにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

オーストラリアは70年から80年前半にかけて映像に対する規制を緩めた。ハリウッドばりに映画を輸出し金儲けをしようと考えたのだ。あらゆる娯楽を詰め込んで映画制作を行った結果、生まれてきたのはエログロ暴力と三拍子揃った無茶映画の数々だったのだ!これは、「松島X町山未公開映画を観るTV」でも紹介された「Not Quite Hollywood」で有名なお話。本作は、そんな無茶が効いた時代のゴアゴアアクション映画なのだ!

まずは、無駄に人体破壊が豪快です。そりゃぁ、ウチのブログで取り上げるくらいですから、メッタメタのギッタギタにされちゃいます。


↑両手をナタでザックザク


↑目玉を小枝でざっくり


↑胴体なんか半分にしてやっからよ!!


↑エロ担当は、何故か脱がされたあげくこのザマ


↑ハイクオリティな人体爆破

「おめーら、こういうのが見たいんだろ?」という意気込みは感じますが、正直やり過ぎです。明らかにアクション映画のソレとは毛色が違いすぎます。
ちなみに特殊メイクを担当したのはBob McCarron。「マッドマックス2」や「レイザーバック」といった”いつもの無茶映画”でも良い仕事をしていた人。最近ではマトリックスにもクレジットされています。

また、個人的に気に入っているのは、狼男アメリカンの彼


↑彼

彼は、飼い主の宇宙人から
「こいつはサーカスで拾ったフリークスなんだぜ!今は餌喰わしてやってるから大丈夫!危なくないよ!」
とかいわれちゃう、スロースばりの可哀相なヤツなんですが、いつでもゴキゲンさんです。

彼は見た目通りパワフルだ!バカ担当のダッジさん(マッド・マックスのチャーリーだよ!) がボッコボコにされるシーンがクドくて良いんだ!
このシーンは、「ゼイリブ」のロディ・パイパーとキース・デヴィッドの殴り合い以上に、ガチでボディスラムを黙々と決められます。これ、マジで辛かったんじゃないでしょうか?


↑ボディスラムの連発!/ダッジの足の指を毟って喰うアレフさん

こんな残酷描写に限らずとにかく色々とサービス精神旺盛なんですね。


↑殺人ゲームの最中なのに暢気に水浴びをするエロ担当


↑全員裸でシャワーを浴びているにもかかわらず・・/こいつだけ絶対脱がない!ダメ。絶対。みりゃ分かりますが、彼女はオリビア・ハッセーです。

エロだけでなく、アホみたいに金かけてます。火薬に。気合い入りすぎ。戦闘機まで飛ばしますからね。さらに落石シーン、施設爆破シーン、原っぱ火の海シーンは

「まぁ、まず、やってみっか!」

みたいな感じの軽いノリで撮ったのがアリアリとわかります。危なっかしくてしょうがありません!

しかし、残念なことにだけど施設のセットがしょぼい。まぁ、火薬に金を使いすぎたんででしょうかねぇ。

テンション高めで羅列しましたが当時のオージー映画が、どこに力を入れていたのかが非常に理解しやすい一品となっております。

特に捻りもなく直球ストレート勧善懲悪ムービーですが、この当時の独特の勢いは、なかなか味わえるないものではないかと。

中古ビデオを見かけたら、捕獲しておいて間違いない一品。


↑おまけ:いい顔過ぎるエロ看守

Someone’s Knocking at the Door


->imdb:Someone’s Knocking at the Door
「これは現実じゃない・・・はやく醒めないと。」
その他のレビュー一覧


Review


アタシ、レイ。男。一発キメてから、放心してたら全裸の女が訪ねてきた。


↑のっけから全裸だ!!やるしかねぇ!!

折角なのでファックしていたら実はファックされてた。「アッーー!」


↑でっか!足くらいでっか!

「ズッコ!バコ!」アタシは死んだ。スイーツ(笑)

ランキングに参加してます。ランク上がると俄然やる気出るので、面白かったら是非クリックしてくださいませにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

このように、イカツい幕開けの本作。ちょっと70年代を意識した作りは微妙に「Murder Loves Killers Too」に似てますが、向こうはスタイルやカット割りが’70sだったのに対して、本作は「70年代の殺人鬼が催眠治療のテープを聞くことにより蘇った!(かも!)」というネタに被せて、単にグラインドハウスっぽく、フィルムを赤くしてみたという一品。フィルムの質感は確かに古臭さを感じるが、デジタルノイズに塗れた、よりカオスな世界だ。

とにかく、壊れている。「全てが壊れている。」
もう少し、ストーリーを追ってみよう。

ジャスティンは目を覚ました。寝間着のまま家を飛び出すと、そこはパーティ会場。医学生仲間のメグ、アニー、ジョー、セバスチャンと合流しパーティ楽しむ。

↑寝間着でダッシュ!

レイは死んでいた。デカマラを突っ込まれたためにショック死したのだ。

↑ほれ、精液くさいべ?レイプされたみたいよ?

レイの悪友であったジャスティンと先の4人は、警察に尋問を受ける。レイが死ぬ前の日、彼らは、立ち入り禁止の資料室で殺人鬼の催眠治療の資料を盗み見しながら、ドラッグでラリっていたのだ。殺人鬼の名前は、ジョンとウィルマ。70年代の精神異常殺人鬼だ。


↑レイのケツに突っ込んだあのオッサンと同じに見える

刑事が裏を取りに資料室へ行く。すると、そこにジョンが現れたのだ!どういうわけか現代に蘇ったのである!


↑口にグーパンだぜ!!おら!しゃぶれよ!!

アニーは、彼氏のセバスチャンと喧嘩をし、林道の中に置き去りにされる。そして、そこにはウィルマがやってきて・・・。


↑どんだけガバガバで、どんだけ膣圧が高いのだ?

セバスチャンの元にペニバンを装着して帰ってくるアニー。アニーにペニバンで犯ってもらっていると思ったら殺られてた、「ズッコ!バコ!」(以下ry


↑マニアにはたまらない?っつか、やられすぎて、エロ本でおなじみの、ゴリッゴリッという状態に。ジョン・K・ペー太あたりに書いてほしいデスネ

メグが、資料室でジョンとウィルマの治療を行った医師のフィルムを見ている。

フィルムに写っている男はジャスティンだった!驚いていると、そこにジョンに殺された刑事がゾンビ化してやってくる。


↑こっちもでっかい!!あごなんか壊れてる!!

誰の叫びもノイズで聞こえない。ジャスティンは、幻覚を見続ける。あのドラッグが殺人鬼の幻影を見せているのか?


↑ピーーーーガッガガガガピーーー


これは現実じゃないと、セバスチャンは自らの頭に銃口を向け引き金を・・・。

というわけで、まとめますと、馬鹿な医学生が立ち入り禁止の資料室に忍び込み、70年代に記録した殺人鬼に対する催眠療法の録音を聞いたら、何故か殺人鬼(異常性欲夫婦)が蘇ってしまうという、非常に奇天烈なお話。

しかし、この映画、本当に様子がおかしい。膣で窒息、デカマラでショック死ってのも相当アレですが、とにかく全てが断片的で、切り刻まれていて、ノイズだらけ。上の解説ですが、まぁ、なんというか・・訳がわからないと思います。でも実際こんな感じです。主人公がラリっているだけなのか、夢と現実がグチャグチャで、後半に行くに従いその境目が完全に無くなっていく。。。

勘の良い人なら、オチは読めると思いますので書きませんでしたが、よくあるオチの割には非常に上手に作られた作品です。役者の演技が下手すぎるという部分に目をつぶれば(それって致命傷なんじゃね?)楽しく見られる不条理映画。

唯一、ジャスティン役のNoah Seganが一人だけ気合いの入った演技を見せてくれます。(キャビン・フィーバー2の主人公)彼は口が達者な役が上手ですなぁ。

監督のChad Ferrinさんは、以前レビューした「Gag」のプロデューサー。本作の前に撮った「Easter Bunny Kill! Kill!」という作品も予告を見た感じでは相当キているようです。

IMDBの評価はボッコボコですが、血とノイズとエレクトロとバカにどっぷり浸かれる、飛べる一品として一押しです。

悪魔の狂暴パニック(aka.Blue Sunshine,悪魔の凶暴パニック)


->imdb:Blue Sunshine
ズルッ!ガオオォォ!!!
その他のレビュー一覧


どうもナマニクです。以前のエントリで70年代、80年代も振り返ってみようかと書いていました。というわけで、今回、その一回目として
「悪魔の狂暴パニック」(最近では「悪魔の凶暴パニック」に直されてしまった)
のレビューをやってみます。

なんだか、早速アレなタイトルですよねぇ。
70年代前半に見られた「とりあえず、悪魔って付けとけよ」的やっつけ仕事を感じます。
内容も
「いきなり頭髪がバッサリ抜け落ちて凶暴化する」現象の謎をイケメンが追う!
という、非常にイロモノっぽい感じなのですが、実は、サスペンスとしての要素満点。演出も手堅く素晴らしい作品なのです!僕は、この映画が好きで日本盤が待ちきれず、サントラ付き北米版を買いました。音楽も良いんですよ。ほんとオススメです。

お話は・・・

プチ同窓会パーティを催していたら、突然メンバーの一人の髪の毛がズルーンっと抜け落ちた!彼は、ヅラがバレたことを恥じてか、パーティ会場からダッシュで離脱!


↑ずっぽり抜け落ちちゃったの図(直前のカットでは明らかに不自然に髪の毛に触られてたりします)

心配した本作の主人公ジプキンさんは、ハゲの後を追うのですが、ハゲはちゃっかりと数分後にパーティ会場へ舞い戻り、大興奮しつつ、女を張り倒したり、暖炉に突っ込んだり大暴れ!


↑大暴れの図。このテンション!


↑いちいちパンツ見せながらひっくり返る女

皆殺しにしたあげく、その興奮冷めやらないまま車に轢かれて自らも死んでしまいます。

そこへジプキンさんが戻ってくるのですが、運悪く、近所のオッサンに目撃され見事、逃亡者となるジプキンさん。
ジプキンさんは濡れ衣を晴らすために、”突然ハゲて凶暴化する現象”の調査を始めるのでした。

そして、方々で「突然ハゲて凶暴化する」事件が多発。

ジプキンさんは、現在、大統領も夢ではないと言われている政治家が学生時代に売り歩いていたドラッグ「Blue Sunshine」に原因があることを突き止めるのですが・・・。


↑突然ハゲて、アヘ顔をさらしたあげく発狂、「We want Dr.Pepper!」っと叫び続ける子供に襲いかかる!


↑ヒッピー気取りが喜んで使っていたブルーサンシャインポスター(嘘)

っと、こんな感じです。

ランキングに参加してます。ランク上がると俄然やる気出るので、面白かったら是非クリックしてくださいませ→にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

本作のポイントは、やはり「突然ハゲる」というところ。(ある程度の前振りはありますが)何の前触れもなくハゲて暴れ出すわけですから、観ている側は当然「ハゲそうな(つまりヅラ)人」に注視してしまうわけです。またタチの悪いことに、全員ヅラに見える上、なにか調子が悪そうだ!


「こいつ・・絶対・・来(ハゲ)る!」

っと思わせぶりな演出をジリジリ続けて、ようやっとスポッっと髪がとれて、凶暴化する様を観るのは非常にカタルシスを感じます。やりたい放題だった「スクワーム」の監督とは思えないカッチリとした手堅い演出です。

”次、ハゲるのは誰なんだ?”

文字にするとアレですが、非常にサスペンスフルです。他、オープニングの月と人間の目の交互のショット、音声のみで再現される惨劇の現場、象徴的な歌等、本当に手堅い演出に好感が持てます。

日本盤DVDは井口昇監督、山口雄大監督、清水崇監督のコメンタリーが入っていますが、やはりサスペンス演出は絶賛されています。彼らもやはり「全員がヅラに見えるところが良い!!」っとのこと。
また、コメンタリーを聞くまで知らなかったのですが、主人公ジブキンを演じたZalman Kingは実は脚本家で、「ナインハーフ」等を手がけていたようです。あぁ。。エロイケメン。くやしいのぅ!くやしいのぅ!

日本盤はレンタルでもセル版と同じものとのことで、是非一度、レンタルでも観てほしい一品です。


↑フランス版のいっちゃってるフロアカード入り、サントラ付き北米版DVD

The Gamer


->imdb:The Gamer
ガチでセカンドライフ(笑)をやる意味は、世界征服でした。
その他のレビュー一覧


FPSって、おもしろいよね。ほら、一人称視点で銃をババババッて撃ってさ、敵を殺しまくり!

もうね、このためならお金。惜しまないよ。僕。良い武器やアーマーを買ってさ、プロゲーマーとして稼ぐの。

なんつったって、俺のやってるゲーム。囚人をつかったガチのFPSだからね。
キャラが死ねば、リアルで人が死ぬ。たまらないよね。僕は死なないけどね。

僕はほら、スターゲーマーだから。僕のキャラは幸せだよね。死なないから。
でも彼は元々良い兵士だったみたいだ。

–@@@–
俺、超金持ち。

なぜなら、すごい発明をしたからさ。
チップを脳みそに埋め込んで、外部から動作を完全に支配できるの。

それでさ、セカンドライフ(笑)みたいなのをリアルでやればきっと面白いよ。
キャラは底辺連中をさ、適当に雇ってさ。

あ。そうだ!貧乏だけどキレイめな女をさバイトで雇ってアバターとして売り出せば、
キモヲタなんか、飛びつくよね!ほら、旦那が刑務所に入ってるようなヤツ。いいよね!

もちろん犯罪者を使ってゲームをやっても楽しいよね!ポイント稼がせて減刑なんかしたら、希望者増えるんじゃない?どっちにしろ、あいつら死ぬから、出所なんてできないけどさ。

–@@@–
こんな世の中間違っている、人間を使ってゲームをするなんて間違っている

彼奴の化けの皮を剥いでやる。

–@@@–
俺は濡れ衣を着せられた・・。今は、無理矢理ゲームキャラをやらされてる。

絶対、脱走して真相を暴いてやる。

最近、ランキングに参加してます。面白かったら是非クリックしてくださいませ→にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

一応、日本でも公開されそうなので、ネタバレを避けつつの感想。
人間の行動を完全に支配できるテクノロジーを利用し生身の人間を使ってバーチャルワールドやFPS(TPS)を楽しむぜ!!という、無茶苦茶な倫理感をもつ近未来を描いた一品。

生身の人間を使うことに何の意味があるんだ?

ってのは、これがキャラクタの感覚がプレイヤー側に直接伝わる素晴らしい仕様なのですよ。なので、バカ売れ必須。


セカンドライフ(笑)的なところで働いている女。自分の意志とは無関係に乳を揉みます。
(キャラ役の意識は隔離されるはずなのですが、本能的なものなのか涙を流す)

一般民は、金持ちに体を遊ばれるだけで済みますが囚人はそうは行きません。
実弾をつかったFPSに強制参加なのですから・・・。

そりゃぁ、発狂してチップを取り出そうとする輩も居るわけです。

この過激なゲームには反対する道徳ハッカー集団もいて、それぞれの思惑が絡み合って、ストーリー展開していきます。

そして、ちょい役のジョン・レイクザモ。
ジェラルド・バトラー扮する主人公に色々と助言をするのですが、それが祟ってモブキャラにされてしまいます。しかも、戦場をデッキブラシで掃除する全く意味のないモブキャラ。非常にかわいそうです。

「アドレナリン」の監督さんなので、相変わらず映像はシャレオツです。前半部分のドンパチは、CGを多用していますが大迫力ですよ。


しかし、生身の人間をゲームの道具として軽く扱う道徳観を持つ未来という設定が生かせているのか?という難しい。あまり必然性がないんですよね、生身の人間を使うことに。SFなので、その辺にケチをつけても仕方ないですが。また、レジスタンスの皆さんもいまいちキャラが立ってない。リーダーのキーラ・セジウィックは、インパクトのある女性なので彼女だけは立っていますが、残りの人々は、こちらが意識する前に退場してしまいます。


↑一人だけ目立ってるキーラ・セジウィック(ケヴィン・ベーコンの嫁)


↑残りの人々代表の女の子(「Drag Me to Hell」 aka.「スぺル」の主演アリソン・ローマン)

また、”デクスター”でおなじみマイケル・C・ホール演じる天才クリエイター、キャッスルがジェラルド・バトラーを落とし込めた理由が薄すぎるのもちょっと厳しい。

ただ、彼の”バチギレ”た演技は、相変わらず楽しいです。

デクスターもそうですが、インテリキャラだと思っていたのに、結構良い体してるんですよ。ほどよいマッチョフェチには堪らないと思われ、また、終盤の変なダンスも結構キてます。

映像は本当にきれいで迫力のあるものです。劇場公開されたら間違いなくスクリーン観た方が良いと思います。やはりストーリーには物足りなさを感じるのがちょっと残念な一品。

なぜか乞食の役で、ロイド・カウフマン御大がカメオ出演してました。爺、何してますのん・・・。

他にもカメオ出演者が多数いるらしいですが、まったく確認できませんでした・・。

Jennifer’s Body

Jennifersbody
->imdb:Jennifer’s Body
愛でろ!!!!
その他のレビュー一覧


synopsis

ド田舎、Devil’s Kettle(ひでぇ名前だ!)で、ピカイチ美人のJenniferさん。
彼女演じているミーガン・フォックスそのまんまな、美人だけどなんだか、それを鼻にかけた感じがする女だ。
Jenniferの幼なじみNeedyさんは、メガネっ娘の地味地味女。Jenniferさんの引き立て役のようにJenniferさんについて回ります。
しかし、別に引き立て役というわけではなく、ガチ仲良しな幼なじみなのです。

CAP00005CAP00006

そんなJenniferさんとNeedyさんは、なんだかダサいインディバンドを見に行きます。
(このバンドがすげぇダサい。いまさら無いわぁという感じで。)

CAP00014CAP00016

ところがライブ中、火事が発生。命からがらライブハウスから逃げ出す二人ですが、
バンドメンバーに一目惚れしたJenifferさんは、
「いやぁ、よく燃えるね!ふひひ!」っと
言い寄ってきた、ボーカルの男とともにツアーワゴンに連れ込まれ何処かへ行ってしまいます。

CAP00018CAP00020

Needyさんは「ちょ、あんた、ヤられちゃうって!」っと止めたのですが
聞く耳持たないJenniferさんなのでした。

Needyさんが心配しながら、彼氏に「どうすっべ?」などと
(地味なメガネっ娘でも、アマンダ・セイフリードなので彼氏ぐらい当然います。)
電話しながら家で待っていると、血まみれのJenniferさんが、帰ってきます。

突如、冷蔵庫の食い物を漁って、ムシャムシャと喰った後、雄叫びを上げながら
謎の黒いゲロを吐いて立ち去るJennferさん。明らかに様子がおかしいです。

CAP00021CAP00024

翌日、火事でクラスメイトがたくさん死んでしまったため、暗い雰囲気の高校。
Needyさんもゲンナリしていると、Jenniferさんが何食わぬ顔で登校してきます。
もう悲観に暮れるクラスメートなんぞ、気にせず、超ご機嫌です。

そしてミーガン・フォックスそのまんまなビッチキャラで
悲観に暮れるアメフト男子を誘惑。森に連れ込んで・・・・

喰っちゃいます。

あ、いや、そういうんじゃなくて。本当にムシャムシャと内臓を喰っちゃいます。

CAP00030CAP00033

実はJenniferさん、あのダサいインディバンドのメンバーたちが有名になるために行った悪魔的な儀式の生け贄として捧げられてしまっていたのです。

が!

Jenifferさんは、処女じゃなかったために悪魔憑きとして蘇生(なんでぇ?)
CAP00035

男を食えば食うほど元気いっぱいになる、肉食系女子となっていたのです!!
ちなみに喰わないと老け込みます。(というか、眉毛メイクのみになるだけです)

CAP00031CAP00034

まぁ、そんなこんなで、カニバルキラーとして大活躍するJenifferさんなのですが
幸せは長続きしません。Needyとの友情と自らの欲望との板挟み苦悩の日々が
やってきます。

そして、Needyさんの彼氏をも食らおうとしたJenifferさんは、
Needyさんの友情パワーによって、息の根を止められてしまします。

CAP00037CAP00038

そこでめでたしめでたしとはならず、Jenniferさん殺害の罪で投獄されるNeedy。
幼なじみを自らの手にかけ、彼氏も亡くしてしまった彼女に失う物はなにもありません。
彼女が思うのは、こんな事件のトリガーとなった、バンド連中への復讐です。

CAP00048

そう、悪魔はNeedyに転移っていたのだ!

ランキングに参加してます。面白かったら是非クリックしてくださいませ→にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

review

なんつうの?ミーガン・フォックスを愛でる映画なの?
メガネっ娘、アマンダ・セイフリードを愛でる映画なの?

まぁ、どっちでも良いですけど、僕はアマンダ・セイフリードのが好きです。

この映画、シャーリーズ・セロンを愛でる映画「イーオン・フラックス」、マニア受け必須だった、ミシェル・ロドリゲスを愛でる映画「ガールファイト」等のKaryn Kusama監督です。

「女の友情臭がプンプンするなぁ」っと思ったら、女性の監督なんですね。
野郎が撮ると、どうしてもエロ百合っぽくなるんですが、全然エロ臭がしません。
「ホラーとして、それはどうなんだ?」という向きもあるかも知れませんが。
また、Needyとその彼氏も、”もっすごい普通の高校生カップル”として描かれており、青臭い感じがいいんですよ。

CAP00025CAP00036
ほんと、愛でるの好きですねぇ。この調子でガンガン行ってほしいですね−。

Needyの初体験とJenniferの食人シーンとのリンクは、ちょっとベタ過ぎて引きますが・・。

ホラーSHOX呪さんのところの解説では、英語駄洒落満載の一品とのことなのですが
さすがに日本でダラダラしているナマニクには、よく分かりませんでした。

また、同じくSHOXさんのところで気にしていました、オボコ娘役のValerie Tian。

CAP00049

僕も結構気になっていて、「どこかで観たことあるんだけどなぁ」っと思っていたら
この人はTVシリーズをメインに活躍している人でした。
大抵、赤メガネで如何にも東洋人的なキャラを演じています。
最近では、Bionic WomanというTVシリーズで青木という日本人を演じていました。
(日本語はしゃべりませんが・・・)
次作劇場映画は、ティーンスリラー『Triple Dog』。

公式サイトで一枚だけ、赤いユニフォームを着たスクショがありますが、
相変わらず、ちょい役です。

offspring

hor66317-01
->imdb:offspring
ケッチャム作品をそのまま映像化してしまうとこうなります。
正直、前作にあたるOffseasonを知っていてかつOffspringも読んだことがないとかなり辛い
その他のレビュー一覧


synopsis

・11年前に食人一家による大惨劇があった港町。ある夜、惨殺事件が発生
・その手口は、11年前の食人一家の事件を彷彿とさせるものであった
・悪夢が再び?っと、地元警察は、その過去の事件が元で引退してしまった警官、ピーターズとともに調査を開始する
・港町に別荘でゲーム開発にデイヴィッドは、ある朝素っ裸の女を見かける。
・デイヴィッドは、嫁のエイミーにヒッピーコミュでもあるのか?(んなわけあるか!)っと話すが相手にして貰えない
・エイミー、デイヴィッドの友人メリッサが別荘に息子ルークとともに訪ねてくる
・メリッサは離婚調停中。旦那のスティーブンはは相当ひどい奴らしい。(ケッチャムお約束の暴力男)
・そんな旦那が別荘に来るという。心配したデヴィッドは警察を呼ぶが、先の事件で
全員出払っており連絡が着かないのであった。
・結局、夜になってしまいデヴィッド夫妻の別荘は食人一家の襲撃を受ける
・食人一家は、11年前に警官隊によって皆殺しにされたはずだが、一人だけ女が生き延び、再びファミリーを作っていたのだ
・デイヴィッドは生きたまま解体。エイミーとその赤ん坊は誘拐されてしまう
・ルーク以外は結局全員一家に捕まり、警官たちも11年前の一件を知るピーターズ以外は皆殺しにされてしまうのだった。
・ピーターズと合流したルークは、協力して家族を一家から救い出そうと命がけで一家の住処へと向かうのであった。

review

すみません、今回はちょっとだけ真面目に書いてみたりします。
J.ケッチャムの超絶残酷小説OffSeasonの続編、Offspringの映画化である。
Offspringは、Offseasonほどのパンチのある無いようではなく、僕個人としては
Offseasonのファン向けおまけ作品(といっても活字量はOffspringより多いのだが)的位置づけと思っていたり。

そんな小説の映画化は辛いんじゃないかなぁっとおもったら、やっぱり辛かった。
小説を知らない観客が渡される情報は、オープニングクレジットのバックに流される11年前、およびその他誘拐・殺人記事だけ。
やはりこの映画は、Offseasonの強烈な惨劇をきちんと踏まえてこそ生きてくると思います。
でなければ、11年前に致命的なミスをやらかし、食人一家の陰に怯えるピーターズの苦悩が理解できない。

本と比べても仕方ないんですが、やっぱり、offseasonでやりたい放題喰い放題していた一家の生き残りが、いかにしてファミリーを再建したか?という部分に力を置かないと、なんだかよく分からない、「あうーーーあうーー(゜q゜)」行っている連中が、山小屋にきたアンチャン一家をフルボッコしているだけという寂しい印象しか残らないです。無念。

さらに厳しい点が一つ。
ファミリーの新リーダーである、”ウーマン”は、その辺からガキをさらってきては、ナイスな調教を施し、食人ファミリーの一員へと仕上げているわけです。ただ、こいつらは本能のまま、食人をしているわけではなく、”縁起”を担いだり、狩り当番を決めていたりと独特のルールに従って生活しているのです。

そんなルールに従って、”セカンドストールン”(かっさらってきた順に名前を付けるストレートさが健気だ)が、自らのミスを罰するために、自身の体を”わら”でペチペチ痛めつけるシーンがあるのですが、原因となるミスが説明されないまま、映像にしてしまっているため、ほんとにペチペチしているだけに見え、なんでこの娘はペチペチしてるのか?なんなの?バカなの?死ぬnryっと、なってしまいます。

ケッチャム作品によくある、”悪人は悪人なりのルールにのって行動している”という説明がまったくされないため、「あうーーーあうーー(゜q゜)」が、暴虐武人に振る舞っているだけにしか見えないのです。”隣の家の少女”や”黒い夏”はこのあたり成功しているように思えたのですが・・・。

しかし、脚本はJ.ケッチャム本人によるもの。うーーん。ケッチャムさんはこれでよかったのかなぁ。

っとまぁペチペチと悪いことを色々書いてしまいましたが、ゴア描写はある程度こなれているので、その手のファンの期待には十分応えられます。

しかし、Offspringは人体破壊よりも心理描写に重きをおいた作品であるため、映像化するとゴア量はさほどありません。

Captures

CAP00005CAP00009
のっけからこのような切り株が炸裂します!が、しかし・・。

CAP00016CAP00018
いやぁ、もう、そっちの好事家にはたまらない切り株となっております。

CAP00039CAP00040
デイヴィッドさんは、生きたまま解体されます。
でも「ワーォッ!ワーォッ!」という煮え切らない悲鳴がちょっとアレ。

CAP00013
問題のペチペチシーン。ペチペチッ!ペチペチッ!

$

Drag Me To Hell (aka.スペル)

6a00d83452811f69e2011571657be7970b-800wi

->imdb:Drag Me To Hell
俺、本当は「死霊のはらわた」のリメイクを撮りたかったんだ・・・。
その他のレビュー一覧


Review

三日三晩ババァにつきまとわれる映画とか言われていますが、正確には三泊四日、ババァにつきまとわれる映画です。

昇進を狙う銀行ローン課のネーチャンが、上司への売り込みネタとすべく、ジプシーババァのローン返済期間延長を断ったら逆恨みされ、3日間、幻影・幻覚・ポルターガイストに悩んだ末に最終的に地獄へ連れて行かれる呪いをかけられるという、ハッキリ言って自主制作レベルのネタをガチ本気で作ってみましたという一品。

ナマニクは、北米版DVDを購入済みだったのですが、あるシーンを見た直後、鑑賞を止めて、そのまま劇場まで足を運びました。
ナマニクのサイトを見に来るような、悪趣味な方々はご存じと思われますが、本作、初期サム・ライミの集大成となっております。
いや初期というか、XYZマーダーズまで含めた「死霊のはらわた」〜「キャプテン・スーパーマーケット」までと言った方が良いか。

たぶん、サム・ライミは「死霊のはらわた4」あるいは「死霊のはらわた」のリメイクを撮りたくて仕方ない(そういうニュースは定期的に出ますね)のだが、ポジション的にそんな物は撮れない(ピーター・ジャクソンも同じ)。
悔しくて仕方ないので、別企画を持ち込んで、スラップステックな人体破壊やびっくり箱表現を完全エンターテイメント化していた初期時代をもう一度!っという塩梅です。

CAP00042CAP00079CAP00074

実際、「死霊のはらわた」を見たことがある方々には、大写しになるタイトルフォントや
グロ表現や音楽から何から何まで「お。これは・・」という、シーンが満載で存分に楽しめます。
(つーか、白目向いて空中浮遊したり、飛び出た目玉が口に入れば間違いなくEvil Deadしか思い出せないのです。)

”映画宣伝屋おすぎ”(不謹慎かもしれないが、本作はピーコにCMさせた方が良かった)に騙された、あまりホラーに耐性が人々にも、滑稽なグロはコメディになってしまう奇妙な感覚を味合わせることに成功していると思います。

以下、多少ネタバレです。

劇場版では残酷シーンがカットされています。北米版DVDでは、ざっと見、

・鼻血のシーンは、”鼻血”−>”吐血”−>”口を押さえたら鼻から大噴射”
CAP00043CAP00048CAP00049
ちなみにこのシーンで「コレは劇場で見るべきだ」っと思った次第。

・猫ちゃんは、包丁でザックザクされます。(死体も大写し、その代わり猫を探すシーンはカット)
CAP00060CAP00067

・ババァの死体はスコップでこじ開けられます。(劇場版はスコップを突っ込むところが無かったと思う)
CAP00072CAP00073

どう考えてもあった方が良いシーンなのですが、レイティングの関係上やむなしと言ったところでしょうか。残念。

TOP

INFORMATION

週一ペースで淡々と更新中
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

普通の日記はこちら↓
ナマニクさんが暇潰し