The Devils Rejects/2005 アメリカ


監督 Rob Zombie
出演 Sid haig,Sheri Moon Zombie,Bill Moseley

 Synopsis

人を殺しまくり、拷問・強姦しまくりのキチガイ一家
ベイビー、オーティス兄弟、母ファイアフライ。

彼らのアジトが、兄を殺され復讐鬼と化したワイデル保安官の早朝急襲に遭い、
ベイビーとオーティスは、辛くも逃れたが、ファイアフライは逮捕されてしまう。

ベイビーとオーティスは、逃亡途中に出会った
バンド一家を虐殺したりしつつ(?)、親父のキャプテンスポルディングと落ち合う。

一方、ワイデル保安官は、復讐に燃えるあまりファイアフライを所内独房にて虐殺する。

スポルディングの友人チャーリーの売春宿で匿ってもらうベイビーら3人であったが、
程なくしてワイデル保安官が嗅ぎ付け、結局捕まってしまうのであった。

ワイデル保安官は、被害者の写真をホチキスで体に止めたり、 手に五寸釘を打ち込む等、3人をジリジリと拷問にかけいたぶる
いよいよ3人の命もここまでか!というと時に、 Dr.サタンが登場し、ワイデル保安官を一捻り。

Dr.サタンは燃えさかる家の中に消えていき、3人は傷ついた体を車に預け、逃避行を続ける。

しかし、目の前には警官隊が重装備で待ちかまえているのであった・・。

 Review

海の向こうじゃ、カルト的人気を博したHouse of 1000 Corpses (邦題:マーダー・ライドショー)の続編。
ナマニクは、監督のロブ・ゾンビは好きだけど、
この前作を華麗にスルーしてしまっていて、見たのは結構最近だったりします。

で、マーダー・ライドショーが「悪魔のいけにえ」大好きっ子映画だとしたら
このDevilsRejectは、他の方々が言うとおり、まんま「悪魔のいけにえ2」です。
ロブ・ゾンビは、ホントに好きなんですねぇ、「悪魔のいけにえ」。

キャスト陣ですが、
シド・ヘイグ、ロブ・ゾンビ嫁(シェリー・ムーン・ゾンビ)、
マイケル・ベリーマン、ケン・フォーリー、ダニー・トレホと
これまた好きな連中を集めたんだろうなーっと言った感じです。

作品自体は、一作目では落ち着き無かった編集も、
今回はロードムービーとして撮ったせいなのか随分とこなれてきて、全てが平均点。
無駄に残酷描写を出さずにメリハリが利いたモノで、退屈しません。

ラストは、不思議なカタルシスがありますし、銃弾の音が不思議とシメのリズムになっているのも
ミュージシャン上がりの監督を感じさせます。

また、一カ所、ダンプカーに轢かれた轢死体が出てくるのですが
某Oglish等で見かけたような映像で、ロブ・ゾンビもそのあたりを見て
勉強したのかな?っと思うところがあったりします。

・・・ところで、何で日本公開が未だ未定ってどういうことよ?

実は、この映画、キャプチャで語れる部分が少なくて、 今回はちょっと画像少なめです。
その代わり、DVD特典であるDr.サタンの大暴れシーンをのせておきますね。

DVDは、本編+特典で一枚、メイキングで一枚の2枚組。
Blooperは、皆様、役にノっているのか、Fワード満載でお届けしています。

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 Captures

   
キチガイ一家スチールギャラリー。
すごく微笑ましいです。特にシド・ヘイグ
   
いきなり特典から行きます。
一見、死にかけのDr.サタン
余裕ぶっこいて、看護婦ナンパ中 看護婦もご機嫌・・・

と思いきや、いきなりサタンに首根っこ捕まれて

ワイデルか引きはがそうとしますが、そこはサタン。怪力です。 ブチブチーーっと。
ニューーーン♪ ゲボゴボと卒倒。 白衣が赤く染まるのでありました。。。完
というか、コレ、本編の何処に入れるつもりだったんだろう。
ワイデル保安官。微妙な狂気を感じさせていたのが
後半は、異常者に変身。
ベイビー。綺麗な嫁さんですねぇ。
ロブ・ゾンビのPVにも良く出演してますね。
母のフェアファイア。前作と違って、レスリー・イースターブルックが演じてます。十分にキチガイさんなのですが
ナマニクが持っているイメージは、「悪魔の赤ちゃん3」の
お間抜け母。
タイトルコールだけでも十分、意気込みが伝わりますねぇ。 ベイビー&オーティスに監禁された一家。
ここで、ベイビー様が
「Chinese,Japanes,dirty knees,look at these♪」
っと歌い、半ケツ出したりします。
一家は息子嫁を除いて、皆殺しにされるわけです。
特典のBlooperには、このシーンでおちゃらける映像がありますよ。

一家の息子の嫁、なれの果て。まんまOglish。

ダンプにベキベキっと轢かれてこのざまです。 チャーリーの売春宿。ベタな名前。
     
ケン・フォーリィ演じる、チャーリー。
マイケル・ベリーマン、シワシワ・・・(´・ω・`) ワイデルに雇われる、無頼者。この人はレスラーらしいです。
この人は、こういう映画には必ず同じような役で出ますな。
ダニー・トレホ。スパ○キッズみたいなのにもタマにでますが。
捕まってしまった親父。
シド・ヘイグって憎めない顔してますよねぇ。
捕まってしまったベイビー
なんつーか、こう怯えてられると、キチガイには見えませんな。
捕まってしまったオーティス
どういう訳か、この映画、この頃には3人に対して、かなりの愛着がわきます。
はい!五寸釘キタヨ!!!! まぁ、このメイクはご愛敬。
走馬燈1 走馬燈2 ボロボロの3人。
 
目の前には警官隊。 銃を乱射しながら、突っ込んでいきます。
古くさくて、すげーカッコイイ。