監督 塚本晋也
出演 塚本晋也、藤井かほり
男が目を覚ますと、狭いコンクリートの壁の中に閉じこめられていた。腹には刺し傷・・。
息苦しい体サイズピッタリに加工されたコンクリ部屋、パイプを口に咥えるなければ移動できない部屋、
とにかく狭いS字カーブコンクリ部屋、延々とハンマーで殴られる部屋
男は、何故こんなところに連れてこられたのか?誰に連れてこられたのか?
延々とさまよい続ける男の前に、男同様、理由も分からず閉じこめられたという女が現れるが・・・。
なんだか新し目の邦画なので、キャプチャとか乗せていると怒られそうなのですが・・。
鉄男とか東京FISTでお馴染み(それ以外は眠い)塚本晋也監督の一応新作。
実は去年の時点でヨーロッパ方面では公開済み。
予告観た時点で、鉄男時代に戻った予感がしたので UK版DVDを買ってみた。£10。
わざわざ小一時間かけて渋谷に観に行くより安い。(´・ω・`)
ALLデジカム撮りこの一品。
理由もなくせまーーいコンクリ部屋に閉じこめられた
オッサンの遭遇する地獄を淡々と描く。
狭い人型コンクリ地獄
鉄パイプ咥え横滑り地獄
狭いコンクリ通路地獄
溝からハンマー殴られ続け地獄
バラバラ死体一緒部屋地獄
死体満載水池地獄
等々。
低予算部屋満載でお届け。
この人の映画は撮影の様子が想像に易いので、観ていて作品そのものよりも撮影手法やらメイクの仕組みやらを考える方が
楽しくなってきてしまうのが難点。このHAZEも例に漏れずそんな感じ。
オチについては、まぁ、いつも如く分かり難いかつ清々しい感じで良いんじゃないでしょうか。
塚本監督自身がやるより、トモロヲ先生のほうがしっくり来そうなネタ。
そもそも実験的に撮ってみたかったらしいので、まぁ仕方がないか。
メイキングで
「その内臓とか出てるおいしいヤツ、それカメラの一番おいしい位置に」
っと指示をしている塚本監督をみてホッとした。
<<Home
気がつくと狭い部屋 | 腹の刺し傷にびびる男。 | 分かり難いですが、体にピッタリフィット! |
歯でパイプを研磨しつつ移動。キィィィキィィィ | ん?溝があるよ? | |
なんだろ、この溝。。 | 映ってませんが、なにかがヒュッとでてきます | バシッ! |
溝があるけど・・・? | 今のはなんだろ? | ヒュッ |
バシッ! | え? | バシッ!! |
バシッ!! |
相変わらずせめーなー。 | 釘だ!あぶねぇ! |
穴があるよ。除いてみよう | 男が肉体美を披露中 | 女がなんか叫んでる |
肉片もあるよ! | 小さいくなったり。 | やっぱり肉片 (イベントホライズン的なショット多し) |
切り落とされた手! | クサッ!!! | かほりセンセと手。 |
肉片プールの向こうに出口があるはず!! | かほりセンセは肉片プールへGO! | 男も付いていくが、後ろから何かに追いかけられている |
かほりセンセともはぐれた男だったが・ | 出口だ!! | 明るいぜ!!!! |
出たと思ったら??? | 思った通りのオチで、ゲンナリ! | 初老の男は空を見上げて・・・・。 |