Behind The Mask Rising Leslie Vernon(2006)米


Synopsis

Leslie Vernonさんは、町の嫌われ者。(って自分で言ってる)
小さいときに町の連中から滝にツボに落とされそうになったこともある
オカンも町の連中にレイプされた(って自分で言ってる)

脳天気で明るいオッサンに成長したVernonさんは、
町の連中に復讐すべく、歴代有名殺人鬼のネタをパクり連続殺人の
お膳立てと実行をすべく、(なぜか)マスコミと共に行動を開始した。

まずは、犠牲者選び。バカサークルの連中はぶっ殺し用、
可愛い処女の女の子は生き残り用とマスコミのTaylorとTodd、Dougの3人の
マスコミを引き連れてセッティングしていく。

Vernonさんは無事、計画通りに復讐を成し遂げ
見事伝説の殺人鬼になれるのか?
Taylorは、Vernonの殺戮を本当に観てるだけなのか?

Review

非常に器用な映画。ホラー映画の基本プロットを面白可笑しく描くのは
今に始まったことではないのだが、「伝説の殺人鬼」になりたいオッサンが
必死にお膳立てをしていく部分は、いままで観たこと無かった。

Vernonさんは、最初面白可笑しいオッサンなのだが
ゆっくりゆっくりキ印テイストを醸し出していく。

前半がVernonさんの妄想と懸命なセッティングを手持ちカメラでのドキュメンタリータッチで描く。
「こいつらはエロいから、このタイミングで一発やるはず!そこに押し入って殺してやるんだ!」
「納屋はいいよねぇ。死体を隠しておいて、逃げ込んだ奴をビビらせるぜ!」
等々、解説・ウンチク盛りだくさん

後半は、Vernonさんの凶行はやっぱり良くない!っと気が付いたTaylorご一行が、
若造さん達を助けに行き、計画がメチャクチャになるという
ホラーコメディになります。

しっかしまぁ、処女だと思って生き残り用に確保しておいた女の子が実は結構派手にやっていたり、
Taylorの仲間が「一緒に、番組作ってたじゃん!」とかVernonさんに
言い寄るもテンション上がったVernonさんにぶっ殺されたりと
前半のネタふりはいったい何だったと思わせるメチャクチャっぷり。
ゴアは殆どなし。雰囲気で楽しむ映画。


「ドリスコルのキチガイ娘」Angela GoethalsがTaylor
Vernonを真のキチガイとし、ハロウィンのルーミス医師の如く粘着する変な医者にRobert Englund、
無意味に殺される図書館のオバチャンにはポルター・ガイストのアレ。
一瞬だけケイン・"ジェイソン"・ホッダーも出ているらしいが確認できず。

Angela Goethalsは多少しゃくれているが結構好きな感じ。

シリーズ化・・は難しいだろうなあ。

ところで、エンドロールの曲がTalking HeadsのPsycho Killerなんですよ。
デイヴィッド・バーンのヘニャヘニャ声がたまらなく映画にマッチしていてですね、最高なんですよ。
いやぁ、トーキングヘッズいいね。大好き。

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Capture

伝説の殺人鬼希望の男の取材に来ました! Venonさんは愉快な男 犠牲者物色1
犠牲者物色2 図書館に忍び込んでお膳立て〜 この記事、全然意味がない・・
ゼルダオバチャン自身が存命していることに驚愕 Venonさんに瞬殺 この髭。この風貌。間違いなくルーミス医師!
Taylorさん一行は町の取材を続けますが ルーミスっぽいのに忠告されたりして。 計画の格好良さっぷりにTaylorさん関心
Venonさんの妄想。格好良く登場 Venonさんの妄想。納屋の梯子を登るパンツ さぁ!メイクして計画実行だ!
家族も応援しています いよいよというときに、友情を深めるVenonとTaylor(なんでだよ・・・) とりあえず2人殺してテンション上がってきたVenonさん
なんか止めたくなってきた、Taylorさん一行 なんだかもう帰りたいTodd やめさせましょう!
えー・・ 渋々助けに言ってみたら、処女のはずの女がノリノリだ! 事情を説明するのです
Venonさんも別な意味でノリノリです! 次々とぶっ殺していきます(でもオフシーンです!残念!) 計画通りにパンツ!
納屋に逃げ込んだ一行だが。。 やっぱりパンツ! 色々あってVenonさんは万力で頭潰されて
焼かれますが・・・ エンドロール。死体置き場のVenonさん。 ムックリ。。