Director:Pascal Laugier
Cast:Mena Suvari,Mylène Jampanoï
->imdb: Martyrs
“ヘルレイザー”のリメイクに抜擢された、フランス人監督の超絶極悪監禁拷問映画。
(2009/06/05追記)ヘルレイザーの監督を降板したようです。
Synopsis
長期間行方不明となっていた少女ルーシーが、路上で発見される。彼女は長期間にわたる監禁・虐待で心身ともにボロボロになっていた。そして施設で同室となったアンと仲良くなる。
15年後、ルーシーは自分を誘拐し虐待した男を発見する。男は家族で幸せそうに暮らしていたが、ルーシーは一家を猟銃で皆殺しにする。
全員を殺し、アンと合流するルーシー。しかし、男に家には他に何者かが住んでいたのだ・・・。
Review
概要を書くだけ書きましたが、この映画はこの後が問題なのです。
正直なところ、上の導入部は実際はどうでも良く、後半30分に、この屈折し邪悪にねじ曲がった映画の本質があります。ちょっとだけ言うと、アンはある組織に拉致され、虐待されます。
これを虐待というか、なんというのか —そもそもその組織側がそう考えてはいないようなのですが、超越がどうのこうの言っています。—
本人たちは非常にまっとうな思想で、これを行っている・・いわば純粋な邪悪さなんですよ。
飯食わす->ボッコボコにする->体洗う->飯食わす->ボッコボコにする->体洗う
のループを延々と15分くらい見せられたあげく・・・まぁ一枚、フランス版DVDからのキャプを入れておきますので、察してください。とにかく優しさや緩さが入り込む余地がない邪悪さです。
これでヘルレイザーってのもちょっと短絡的すぎやしないか?っと思いますが、映画本体は、何の問題もない非常にまとまったモノでしたので、良いモノを出してきそうですよ。
先日、六本木で限定公開されてましたが、Pascal Laugierも挨拶に来ていたようです!(観に行きたかった!)
嫁さん曰く「これがなぜ、人外への超越となるのか意味がワカラン」と言っていましたが、
まぁ、本当に意味が分かりませんね。全ストーリーがimdbの方に掲載されていますので、詳細知りたい方は是非そちらも観てみてください。
“ハイテンション”、”フロンティア”、”屋敷女”と毎年続くフランス製トーチャーポルノの系譜は何処まで伸びるのか、興味深いところです。
お久しぶりです~
この映画・・・ホントに言葉も出ませんでした。
ボコボコシーンは『そんなにたたかなくても・・・』と思いました。
最後の赤いペプシマンも驚愕・・・何故なの?
最後が気になって眠れません・・・なぜおばあさんが・・・?
お久しぶりッス!先日はチャットお疲れ様でした。
その質問について、答えたいのは山々なのですが、答えてしまうとネタバレ炸裂なので
言えないです(笑
ヒントを言うならば、赤ペプシマンは、べつに赤ペプシでなくとも苦痛があればいいのですよ〜。
これ僕も見ましたよ。
友人と見に行ったのですが、終わったあと何も言わずにお互いの顔を見て一言
”ドンビキ”という台詞をもらしたのを覚えています。
確かに詳しい話はあまりいえないですね。
それにちょこっといって理解してもらえる話とも思えませんね。
tsuyunaruhitoさん、こんばんは〜!
そうなんですよね〜〜〜!
何を書いてもネタバレになるし、簡単に説明しようにもできない。
だけど、決して複雑な話ではないという、本当に奇妙な話です。
国内盤DVDを買い直そうかと思っているのですが、結局フランス版も2回ほど観ただけで
再見するにも体力がいるんで、保留中です。。。