->imdb:Neighbor
マドラーで尿道オナニーは無理です。だって先っぽギザギザしてんだもん。
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Review
「おねぃさん風のキチガイが、被害者宅にふらりと現れ、何の目的も持たぬままそのまま家の主を監禁し、拷問し、ギッタギタのメッタメタにするだけ。」という、非常に志の低い一品。
ストーリーというものが存在しないに等しい。
オープニングにおいて、いきなり”おねぃさん”が「完全なキチガイだ」という説明的な殺戮シーンがあり、それを皮切りに延々と”ただ虐めて殺す”だけ。
本作でメインになるのは、田舎町でバンドやりながら気ままに生活をしているバカ男三人組Don、Mike、Sam。
↑ぱっとしないDonさん、出来損ないのフォックス・モルダーみたいなのと、眼鏡をかけた出来損ないのリチャード・ジェイムズみたいな友達2人
で、その内、Donが自宅で”おねぃさん”に監禁され、拷問される。
のっけから膝の半月板を摘出されたり、足の親指をドリルで潰されたりとハードなシーンが連発するのですが、さすがにそれでは間が持たないので、ちょっとした捻りも加えてあります。
↑指ぶっつぶして、半月板とりだして、腿に穴あけて釣り餌いれてやんよ!!
拷問途中に何か薬を盛られて、「無事、”おねぃさん”を撃退し、リハビリ生活をおくっている幻覚」を見せられるんですね。まぁ、この部分の見せ方が意外と上手。
↑ ながーーーーーーーい前フリ
PTSDに悩むDonさんの苦悩。彼の現実は、次第に"おねぃさん"に浸食されていき、最愛の彼女乳繰り合っていたら実は"おねぃさん"でした。というヲチまでの、ながーいネタを見せられます。そもそもこれは、その後に続く、「チンコにマドラー突っ込んでズッポズッポした挙げ句、ギューっと押し込んで、ボキンと折る」という、驚愕の拷問への前振りだったりします。
「Antichrist」でシャーロット・ゲンズブールがウィレム・デフォーのフル勃起チンコにブロックをたたき付け気絶させた挙げ句、チンコをシゴキまくって赤い射精をさせるシーンってのがありましたが・・なーんにも考えていないような本作のこのシーンは酷いもんです。
自宅に訪ねてくるMikeやSamやDonのガールフレンドも”おねぃさん”の毒牙にかかって口をノコギリで裂かれたり、毒を盛られたり、燃されたりで結局、みんな死んでしまう。僕は、トーチャーポルノは沢山観ていますが、ここまでエゲつないのは初めてですねぇ。
小さな街に現れて、ぶらり立ち寄った家の人々を完膚無きまでに破壊していく悪魔の”おねぃさん”。本当にそれだけの映画なのです。