->imdb:Mother's Day
レベッカ・デモーネイが(また)キチガイ母の役をやるってんで、どんなもんかと思って観たら
いつものレベッカ・デモーネイだった。
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Review

脱走犯の男3人(ウチ1人は重傷)が、母ちゃんに会いに昔住んでいた家に逃げ込むが、カーチャンは居ない。それもそのはず、実はその家は借金差し押さえられ、競売かけられ売却済み。そんなわけで、彼らが今逃げ込んだ家には、物件を購入した別の夫婦(子供は事故で失っている)が住んでいて、嫁の誕生日を友達と和気藹々と祝っているのであった!そんなことを全く知らない3人は

「おいおいテメーらふざけんな!俺たちの家で何遊んでやがる!俺らのカーチャンを呼んだからな!覚悟しろ!」

っとキレて、銃で脅し、ファニー・ゲーム開始。

   
↑不幸な夫婦とゲスい仲間

金目の物を一切合切巻き上げてトンズラしようと企むわけだが、やるほうもやられるほうも一筋縄ではいかず、阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられる。
キチガイのカーチャンはとにかく、誕生会を祝っているお友達や、夫婦には結構な問題があったりするわけですよ。全員に相当クセがあって、誰にも同情できないという珍しいパターン。日本盤が発売されそうなのでネタバレは控えておきますが、ほんと誰も彼も自分のことしか考えないゲスい連中です。(通りすがりの女でさえゲスい)

   
↑悪い兄貴たちと可愛い妹、そしてパッキパキのカーチャン!
 
  
↑彼女は犯されかけ、カツラをむしり取られの不幸なオッサン。彼の不幸はまだ始まったばかりだ!

 
↑逆らって、利き手を潰される旦那。コイツがまた使えない男!!

  
↑嫁と長男の恐怖のお使いを目撃してしまったアーパーな姉ちゃん。銃で脅されて殺し合いします。

 
↑たまたま誕生会に出席していたお医者に散弾を腹にブチ込まれた末弟の治療を強制させる。
 「コイツが死んだら皆殺しだからな!」
 どこかで見たことあるなぁって思ったら、フローズンで人知れず○○○○に
 美味しく○われてた人でした。

  
↑脱走のお仕置きとして、熱湯を耳に。髪の毛を燃される。果ては、ドカーーン!

  
↑レベッカさんの顔芸が心ゆくまで楽しめるよ!

  
↑冒頭に産科病棟から赤子を誘拐するシーンを入れ、色々とミスリードを誘うのも憎い。
 このナイフ捌きは、マイケル・マイヤーズばりである。ザックザク!

  
↑俺が気に入っているシーン。よりにもよって重傷の末弟の筆卸を強制する
 (母ちゃんがパンツまで下ろしてくれるよ!)
 興奮した末弟君は、病状悪化(当たり前である)
 彼は作中、幾度か呼吸停止し、ドキムネさせてくれます。

誕生会チームがバカ過ぎて形勢逆転の機会をことごとく逃しまくり、キチガイチームに有利すぎるアクシデントが多発し、イライラすることこの上ないのが最高!
監督はダーレン・リン・バウズマン。Sawシリーズで培ったスピードのある演出が持ち味だの彼だが、本作もテンポが素晴らしい。
レベッカ・デモーネイの”そっち演技”は、ゆりかごを揺らす手以降、TVでも有名シリーズ「Law & Order」で狂った女を演じていたり、その偏執狂な演技は板に付いた物だ。後半の大乱闘シーンも頑張っている。この人、綺麗なのにホントこう言うの似合うなぁ・・・。他の役者は殆どがTV畑専門でかなり安く上げている様子。
ちなみにトロマ社の80年の迷作「マザーズデイ」のリメイクとなっているが、全く関係のない別のストーリーになっている。

  
↑色々と申し分のないデキ!

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