Suspense On DemandMental disease 『Lucky』:何故、互いを思いやれないのか?ミソジニー・マイクロアグレッション映画 マイクロアグレッションをテーマに、毎晩、人殺しが襲ってくるという不条理世界を構築。世知辛い世の中だなあと、切々と感じさせてくれる作品です。...
Suspense On DemandSuspense 『Run』:雑設定の恐怖! 『search/サーチ』の監督の新作です 『search/サーチ』(原題:Search)の監督、アニーシュ・チャガンティの新作。『search/サーチ』では、行方不明の娘を”探す”サスペンスを全編Macの画面上で進行させ話題となった。対して今作『Run』は、タイトル通り”逃げる”がテーマだ。もちろんーーというか当然、...
Suspense WitchChaosCommedy 『Getaway』:ヒリビリーキラーに飽きましたか? 週末を湖畔の別荘で過ごす予定のタマラ。友人マディとブルックは先乗りして既に休みを満喫しているらしい。急ぎ車を走らせる彼女であったが、途中、ガス欠になり立ち往生。「こりゃツイてないなあ」と途方に暮れていたところに現れたのは、ヒゲとメガネの2人組みの青年。嫌らしい目つきでタマラを見る彼ら。しかし、あっさりとガソリンを分け...
Suspense 『エスケープ・ルーム』 レビュー:陰惨な死と無縁な脱出ゲーム 解くか死ぬか。それだけだ。 「脱出ゲーム?ああ、またか……」日本公開のアナウンスも無いし、海外評も凡庸。「テイキング・デボラ・ローガン」の監督といえども、「脱出ゲーム映画は『ソウ』でもうお腹いっぱいだわ」とスルーしていた作品。しれっと日本公開が決定し、試写嬢をいただいたので、ぶらりと足を運んで観てみたら、これがなかな...
Monster フランケンシュタインラリー・フェッセンデン 「Depraved」レビュー:引き裂かれる心と体 ラリー・フェッセンデン流フランケンシュタイン インディーズ映画界のハズレ無しプロデューサー兼ディレクター、ラリー・フェッセンデンのフランケンシュタインだ。ただし、本作の主人公はフランケンシュタイ博士ではなく、戦争PTSDに悩む元衛生兵ヘンリー(どの戦争か分からない。クソアメリカは戦争しすぎだ)。彼はPTSDからの回復...
Suspense Low Tide ひと夏の地獄経験。80年代”チョイ悪”子供映画meets『黄金』(48) ニュージャージーの海岸沿いの町に住む悪ガキ、アランと弟のピーター、レッド、スミティの4人。彼らは退屈な日々を夜な夜なコソ泥をすることで紛らわせていた。とある夜、盗みに入った屋敷で大量の金貨を発見したピーターは、レッドとスミティに黙って兄のアラン...
Slasher fraternityPledgehazing Pledge | プレッジ ヘイジングという極悪文化をトーチャーポルノに 大学という場所はやりたい放題できる場所であり、その反面やりたいことがはっきりしていなかったり、所謂コミュ障であったりすると、目標を見失い、孤立し、学生生活はどん詰まりとなる。学生が自殺する理由は大概、そんなどん詰まりが原因だ。とある北関東にある陸の孤島で有名な大学の自殺率...
Suspense ラース・フォン・トリアー ハウス・ジャック・ビルト / The House That Jack Built 崩壊した顔面と某キュビズムの絵を交互に見せて、Murder is artって最初にはっきり言っちゃうから、そのまま。ヒネリも何も無い。この安直さよ。 家を建てることと、映画を創ることと殺人を同じアートとして扱っているわけで、精密にやるときも有れば運任せや雑になるところもあるし、思ってたのと違うものができることがある……...
Suspense ChaosArt Tempus Tormentum | テンピス・トーメンタム 悪夢は壊れた映像の羅列なのかもしれないが、それをそのまま映画にしたら、ただの壊れた映画になってしまったという作品...