バニーゲーム (原題 : The Bunny Game) | 悪趣味キ印ワンダーランド


 

The Bunny Game (2010) Director: Adam Rehmeier Country: USA

Synopsis

ビッチがしゃぶる!ビッチが姦られる!ビッチが飲む!ビッチがラリる!ビッチが拉致られる!ビッチがボコボコにされる!以上!

Review

観るたびに「これが限界なんじゃないのかなぁ?」と思うんだけど、いつも新手のキ印監督が出てきてはハードルをあげまくっているという状況の悪趣味キ印ワンダーランド映画の世界。本作は、そんな2010年に改めてハードルをあげるべく登場した”ビュアトーチャーポルノ”だ。冒頭、頭からビニールをかぶせられて、口の部分が「ヘコーッ!ヘコーッ!」となっているモノクロフラッシュバック挿入され、「お。モンドっぽいねぇ!」なんて期待するも、次の場面では、女がジュボジュボと2,3分に渡りフェラに精を出す。この手の作品は”自分が今一体どんな種類の映画を観ているのか?”という疑問を抱かせる事が多いが、本作も「あれぇ、俺、”また”間違っちゃったかな?」っと思うことしきりである。

前半は女(バニー)のビッチとしてのどんずまり人生が描かれている。描かれるといっても、客を取ってはボコボコにされ、財布なんかも取られたりして、自己嫌悪で酒飲んで一発キメて、正気に戻ってから泣く。そしてまた客を取る・・・これが数回繰り返され、正直見るに堪えない。
後半はバニーさんがキチガイトラッカーに拉致監禁され気が狂うまでいじめられるだけという、前半とは違った意味でさらにシンドイものになる。

  • 「ヘコーッ!ヘコーッ!」/「酒、飲みなはれーーー!」/「走れよー、おら、走れよーー!」

女を拉致してひどい目に遭わせる映画はたくさんありますが、本作は「程よく酷い目」というのがポイント。
程よいって何よ?っとなるわけですが、たとえば有名どころで「マーターズ」。あれは、”苦痛を与えるけど死なない最先端設備”で普通に生活していたら巡り会えない状況です。インディーズでは「August Underground」シリーズやルシファー・ヴァレンタイン3部作なんかは”如何に汚く殺すか?”という部分に着目し、こちらも普通に生きていてはお目にかかれるものではありません。
本作は、殺さないし、出血するほど傷つけない。ちょっと焼きゴテあてたり、ビニールかぶせたり、鎖につないで何時間も放置したり、かぶり物させて荒野で追いかけっこをするだけ。これを延々と繰り返す。

ゴア描写がすごいというわけでも、キチガイ描写がすごいというわけでもない。(観ていて非常に奇妙な画はたくさんでてきますが)やってできないことはない。やられてもおかしくはない。世の拉致監禁ってこんなもんじゃなかろか?っと思わせる。そういう程よい感。ただ、暴力でいやな気分にさせてやろうというコンセプトで撮られた作品と僕は思う。

  • 「あへへ、うひひ!!」/「焼きゴテあてちゃうもんね!」/「お散歩もかかせないよ!」

インダストリアルなノイズとフラッシュバック画像が連発し見事なまでの「雰囲気」映画なのが残念だが、パンストを自らかぶって、ビッチイジメにいそしむキチガイトラッカーの芝居は一見の価値はある。おすすめはしないけど・・・。
それにしても前半にバニーさんのどうしようもない日常を見せられた観客は、この仕打ちをどう受け取ればいいのか。こんなビッチなんてどうでもいい?それとも不幸に同情する?

  • 「あーーーーーーーー、ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。