『M.F.A.』と#metoo

2018年3月号の映画秘宝連載に書いた『M.F.A.』。#metooがネット上を席巻しているタイミングでは絶対ウケない内容だったので、紹介しようか、面倒臭いから止めようかと悩んだ作品だ。ただ、とても大事なことを書き漏らして・・・というかあえて書かなかったことがある。それは、今の#mettoと相容れない内容と考えたからだ。

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『映画秘宝偉人大全01 世界のカルト監督列伝』


 2018/01/26発売の『映画秘宝偉人大全01 世界のカルト監督列伝』に寄稿しています!企画のお話を頂いた時は、カルトというからには有名ところで、リンチやホドロフスキー、ちょっと突っ込んだところでフェラーラやサミュエル・フラーあたりを列挙して解説するムックかなとおもったのですが、フィンチャーやダーレン・アロノフスキー、ジェームズ・ワンあたりのカルト(?)という監督までカバーしているようです。ピーター・ジャクソンやギレルモ・デル・トロあたりはカルト映画の出ではあるけども、うーん。
 でも、見本頂いて読んでみれば、どのライターさんも巧くて、まさに初学者向きの入門本として楽しめるムックになっていました。各監督毎にマスト映画を3本ずつ選出しているですが、皆さん判っていらっしゃる。多くが国内版未発売or廃盤です。これを如何にクリアしていくかが、初学者のハードルになるんじゃないかなと。
 ナマニクは、マリオ・バーヴァとルチオ・フルチについて書いています。バーヴァは伝説が多く、1200字では到底収まらなかったのですが、無理矢理圧縮して入れました。バーヴァの研究本は数多く出版されてしますが、去年、イタリアで買ってきたルイジ・コッツィさんの本が丁度よくまとまっていて良かったです。。今回の元ネタはこの本になります。あんまり元ネタ本のことは言わないものなんですけど、今回だけ。。。

フルチについては、「脚本の整合性を放り出し、グロ映像だけを連発する映画監督」という解説が多い中、フルチ社会派監督説を声高に宣言しています。実際、フルチは、ちゃんと社会派な部分があるんですよ。だけど、誰しもが無視をしている。そもそも『サンゲリア』『ビヨンド』『地獄の門』の3つが残酷描写に振りすぎたせいなんですけど、彼のジャーロや初期作品、末期の作品はちゃーんと社会風刺が入っているんですよ。でも、これで勘違いした初心者が『幻想殺人』あたりの犬コロの本物の内臓を見てゲロ吐いて欲しいなー。

というわけで、『映画秘宝偉人大全01 世界のカルト監督列伝』、よろしくお願いします!

『映画秘宝』で「ナマニクの未公開残酷Horror Anthology」の連載がスタートしました。


 映画秘宝1月号からDevil Press内で「ナマニクの未公開残酷Horror Anthology」の連載が始まりました!最近、ブログの更新もせず、何をしていたか?というとFilthy Vol.2の準備もしつつ、何か新しいことをしなければいけないなと悩んでいたんですねえ。商業誌でも今までブログや同人誌でやってきた未公開映画紹介をガンガンやってみたい、いや、やらせてもらえんだろうか?というわけで連載枠を取って頂きました。
 最近の映画秘宝は物凄く普通の映画雑誌に変わりつつあります。それは部数が伸びて所謂一般化がすすんだ証拠であり、決して悪いことでは内のですが、やはりムック本のような「得体の知れない映画」についての情報が少なく、初期の尖った印象が薄れてしまっています。そこで、その「一般的な記事」になれてしまった読者をブン殴るべく、ナマニクの出番となったわけです。
 連載開始に伴い、このブログとの棲み分けが難しくなってしまいました。紙で残す、ブログに残す、SNSに残す。今後、どういう風に棲み分けし、差別化していくか、これまた悩ましいところです。とりあえず紙メインでそれを動的に補完していうのがブログ、いいとこ取りをしたのがFilthyとなりそうですが、試行錯誤しつつブログの更新もしていく予定です。今後もよろしくお願いします!