狂人たちの映画カタログ


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またまたイベントやります!

口コミ頼りの映画鑑賞なんてもうウンザリだ!
世界中でガン無視されている誰も見向きもしない珍作怪作が今宵は勢揃い!
こんなもの誰が観るというのか?(俺だよ!)
貴方の知らない(多くは血まみれの)映画の全貌がついに明かされる!

【出演】
ナマニク(映画ライター/ホラーマエストロ)
桜井雄一郎(映画雑誌『南海』代表/ブックデザイナー)
ミヤジー(HIGH-BURN VIDEO)
涌井次郎(ビデオマーケット店長、閉店後登壇予定)
岡本敦史(映画秘宝編集部)
【司会】多田遠志

OPEN 18:00 / START 19:00

前売¥1500 / 当日¥2000(共に別途飲食代)
前売はローソンチケットにて9/24(土)より発売開始
【Lコード:33237】

やたらと豪華な出演陣です!イベント初登壇となる桜井さんはR.コーマン作品についてお話、無理強いして出演をお願いしたビデマの涌井さんにはジャーロの熱い思いを語って頂く予定です。ミヤジさん、岡本さん、そしてナマニクはいつも通りの「なんだそれは!」という作品の紹介・・・になると思います。

予約詳細は、ネイキッドロフトの以下イベントページで!
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/49986

同人誌 残酷ホラー映画批評「Filthy Vol.1」を作りました



このブログに載せたレビューや「TRASH-UP!!」の連載記事、Bootlegへ寄稿したコラム等をまとめた本を作りたいと以前から思っていたんだけど、やっと同人誌という形ですが作ることができました。
まとめ本といっても、ほとんどの記事を書き直しています。今回は初めてのまとめ本ということで、特にテーマは決めずに俺が自分で「面白いなあ」と思った記事を選んでいます。もちろん書き下ろしのレビューやコラムも掲載しました。
ツイートを観ている方は「ナマニク、暇そうなくせに相変わらずブログ更新サボってやがる」と思われていたかもしれませんが、コレ、作ってました。

以下目次

未公開ホラー映画レビュー
  独りは辛いことなのだろうか?『Decay』
  ローションゲロと黄金イクラのハーモニー『Bite』
  薄幸女、名声ほしさに悪魔のチンポをしゃぶる『Starry Eyes』
  エクストリームストーキングPOV『Hangman』
  アルツハイマーは悪魔憑き?『Taking Deborah Logan』
  最強自爆映画『I Didn’t Come Here To Die』
  のぞき見大家、大ハッスル『13 Cameras』
  田舎と都会のキチガイの背比べ『The Girl in The Photographs』
  これだから団塊の世代はダメなんだよ!『Trash Humpers』
  心の奥底に眠るどす黒い本性『Beneath』
  無間地獄へ落ちた人々のアンソロジー『Southbound』
  女をボコることをウリにした炎上狙い『Black Rock』
  俺は古き良きスラッシャーが大好きなんだよ!『Gram Gore』
  暗喩まみれのインモラルホラー『Here Comes The Devil』
  帰還兵が腐って、穴という穴から腐汁がジョボジョボ『Sella Turcia』
  作り込みがすごい!エンターテイメントゴアムービー
                 『Sawney:Flesh of Man』
  ロックスターが撮った変態社会派サスペンス『Strange Land』
  幽霊版要塞警察『Last Shift』・・・・・40
  殺クマ鬼がでてくるヘンテコクマ映画『Into The Grizzly Maze』

 コラム
  くたばれ!狂った改悪ブーム 残酷描写の規制事情
  他よりちょっと詳しいシリーズ1
   『陰獣の森 ふりむくな!忍び寄る殺人鬼の影』のお話
  Bootleg Basic 号 寄稿記事改訂版ゴアの飽食

試し読みのPDFもこちらに置いておきます。

購入方法ですが、現在は新宿のビデオマーケットさん中野のタコシェさんで販売しています。72ページで800円です。同人誌の相場から言うと少し高めかと思いますが、値段分は楽しんで貰えると思っています。よろしくお願いします!!!

Last Girl Standing | ラスト・ガール・スタンディング




ラストガールは体は生きていても、心が死んでいるのではないか?というお話

作品データ

2015年 アメリカ
監督: Benjamin R. Moody
出演: Akasha Villalobos, Danielle Evon Ploeger, Brian Villalobos
->imdb

レビュー

キャンプ中の若者を鹿マスクの殺人鬼が襲い血祭りに上げるという、恐ろしい大量殺人事件が発生。唯一、災厄を逃れ生き延びたカムリンは、事件から5年経過した今でも平穏な日常を取り戻そうと苦労していた。一人生き残ってしまった罪悪感やトラウマからくる幻覚や悪夢に苛まれているのだ。

なんかよくわかんないけど 冒頭からクライマックスです

 
彼女が務めるクリーニング店の店長や同僚はそれを知ってか知らずか彼女を色々と気遣うが、カムリンがそれに答えることは無い。そんな彼女に転機が訪れる。クリーニング点にちょっとイイ男、ニックが入社したのだ。彼は元気の無いカムリンを自宅のパーティに招待し、明るい友人達を紹介する。その中の一人、ダニエラと打ち解けたカムリン。親友とも言える存在の出現にカムリンの生活にも一筋の光が見えてくる。しかし、ある晩、鹿マスクの影を目撃する。鹿マスクの男はカムリン自身が葬ったはずなのだが・・・。
「鹿マスクの殺人鬼はまだ生きているのでは?」
見かねたダニエラは、カムリンを殺人鬼の墓場に連れ出す。彼女達は墓を掘り起こし死体を燃やすのだが・・・。

屍燃やして万事解決かと思いきや どこまでもついて行きます

 
御存知の通り、ラストガールとは、スラッシャー映画で唯一生き残る女性を指す。有名どころでは、ハロウィンのローリーや13日の金曜日のアリス、エルム街の悪夢のナンシーだ。本作は、そんなラストガールのその後を描いている。
一晩中、殺人鬼に追い回され友人達は全員残酷な方法で殺害されるという常軌を逸した経験をしたワケだから、そう簡単に普通の暮らしに戻れるわけが無い。日々、何かの影に怯え、友人達の死を思い罪悪感に駆られ、悪夢にうなされる。映画ではこの陰々滅々としたラストガール=カムリンの生活を淡々と描くことに大半を費やしている。正直、観るのが辛いぐらい暗い。ロボットのように出勤し、ドライクリーニングマシンを放心したまま眺め、退勤後は何かあった時のためにランニング、ぼーっとリモコンを手にチャンネルをザッピングしながらの就寝。そして悪夢で起こされる朝。そして新しい友人と共にやってくる殺人鬼の影。劇中、ほとんど笑顔を見せないカムリンが心から笑う時はあるのだろうか?
察しの良い方は、気がつくかと思いますが、オチはそう、あなたの思っているとおりです。
ちなみに、前述したローリー、アリス、ナンシーだが、その後の続編で全員死亡している。ああ世知辛い。

とにかく暗いです。
何回でも撃退してやりますとも!
ボコボコにされる殺人鬼さん