The Human Centipede (First Sequence) (aka.ムカデ人間) このエントリをはてなブックマークに追加


->imdb:The Human Centipede
「これが貴方の与えた天罰だとしても、私は、人間であると、信じたいです」
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Review

やぁ!俺だよ!


↑俺。

俺さ、良いこと思いついた。っていうか、長年の夢だったんだよね!。

ムカデ人間を造る!!!


こうやって


こうやれば!!


ムカデ人間の完成です!!!

って、それでムカデになるのか!?
お前はバカなのか?真性か!!?キチガイなのか!!!


↑真性


そりゃこんな↑顔にもなりますわ!

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というわけで、人間の口と肛門を連結させて、ムカデ人間を造っちゃえ!という、奇天烈な発想が何かと話題で、カルト映画となるべく生まれたカルト映画。Human Centipede。アメリカでは劇場公開と同時にオンデマンド放送が行われており、知り合いがブツ送ってくれたので、早速観ることができたのですが・・。これがまた・・・。

ここまでブッ飛んでいる映画、久しぶりです。

ドイツの片田舎で車がパンクし途方に暮れる旅行者、リンゼンさんとジェニーさん。助けを呼ぼうと林道をフラフラ歩いていたら、たどり着いたのはちょっと挙動不審なお医者のヘイターさん宅。

実はヘイターさんは、人間ムカデを造ることが夢で、素材を探していたのです。
これはナイス!とばかりにヘイターさんは、親切なフリをして二人に眠剤を一服盛って、監禁。

リンゼンさんとジェニーさんは、キチガイヘイターさんの目を盗み、何度も逃げようと試みますがことごとく失敗してしまう。

そして、先に監禁されていたヤクザの兄ちゃんカツロー君(なぜか日本人)と連結手術を施され、見事ムカデ人間(見た目だけ)となってしまう。

そして、鬼のムカデ調教が始まるのでした・・・。

非常に簡単ではありますが、こんなお話です。まぁ、ウチのブログを見に来るような人々は、ご存じかと思います。しっかし、今までキチガイ博士は沢山いましたが、今回のは”マジバネェ”っす。

何か裏があるわけでもない、悲しい事情があるわけでもない、

ただ、

純粋に、

ムカデ人間を造りたい!!

んでもって、ペットにしたい!!

ムカデたん最高!!ハァハァ!

Filmpeep**のななみさんのレビューと被ってしまいますが、完全なるキチガイ博士です。
ただ口とケツを連結しただけでムカデになる訳ねぇだろうが!!っと思うんですけど、彼は本当にそれをやってのけます。医者になるくらいデキる子なのに、なんでそんなことを思ったんでしょうねぇ。


↑ムカデ人間制作が現実のものとなったことに感涙するヘイターさん

この映画は、そんなストーリーを冗談1つ入れることなく、真面目に真摯に撮りきっていため、”ムカデ人間”という冗談みたいな言葉の印象のまま本作を見てしまうと、ドン引き確実です。

大事なことなので2回言いますが、「人間の口と肛門を繋ぎ合わせてムカデ人間を造る」ですよ。いったい誰が得するのかさっぱり解らないですよね。
膝を改造しようが、歯を引っこ抜こうがムカデになる訳がねぇだろが!

しかし、僕は気になるわけですよ。何がとは直接書きませんけどね。ほら口と肛門を完全に縫い合わせる。あぁ何か気になりますよね。言いませんけど!僕は気になって気になって仕方ありませんでしたよ。(AVメーカー、リア王の某シリーズみたいなやつだったらどうしよう?とか)そっちの性癖はありませんけど。

で、たぶん、気にされている人がいると思いますで、一応言及しておきますが、現物は出てきません。しかし、ちなみにムカデ人間先頭、日本語しか話せないカツロー君。。。あぁもうやめましょう。ゴアは良いけど、これは違う。たぶん違う。


↑「あ・・ウンコ出る・・ごめん!ごめん!許してくれ!!」「ちょっマテ!!」

カツロー君ですが、演じているのは北村昭博さん。高校出てからいきなり渡米して映画監督を目指した強者。結構苦労されたみたいですが、最近芽が出て活躍しているようです。実際、演技巧いんですよ。


↑新聞を運べと言われたり、靴なめろ言われてブチキレるカツロー君

「貴方は!神様ですか!?俺はぁ!虫けらです!愛を捨て!子供を捨て生きてきましたぁ!しかしぃぃ!これが貴方の与えた天罰だとしてもぉ!俺は!人間であるとぉ!信じたいです!おいネーチャン!おい!!オッサン!!奇妙な世界やなぁ?これ!!ウハハ!!」

いやはや、すげぇ台詞です。(北村さんご本人からツイートいただきました。日本語の台詞は全てご自身が担当されていたとのことです。いやはや素晴らしい)
Amebaの方に公式ブログもあるみたいなので(アガサさん紹介ありがとうございます)、気になる人はどうぞ。公開時の質疑応答なんかも動画で公開されているのですが、バッキバキの日本訛り英語でのハイテンショントークがとても面白いですよ!

もう一つ、キチガイ博士のDieter Laserさん。

なんでしょうね長身のゲルマンってのはキチガイがしっくりくるんですかね。いや、ほかに誰がいるの?って言われると、ウド・キアーくらいしか浮かびませんけど。彼のキチガイの表情は素晴らしいの一言に尽きます。


↑ホレ、靴なめれ!

先の北村さんも「なんか変な人ッス。なんか野菜ジュースしか飲まねぇし!」と言った具合に語っています。

キチガイ博士のキチガイ演技を堪能できなければ、残るモノはガチで演技を続ける犠牲者3人。
博士のムカデ調教も全く愛がない。正直、嫌な気分しか残りません・・・・。僕は結構楽しんだ方だと思いますし、ある程度はお勧めしたいとは思いますが・・・。

実はこの映画、3部作の1作目。日本でもおそらく公開されるのでオチは書きませんが、どうやってこの後続けるのか想像もつきません。ただ、この徹底的な鬼畜具合の継続を望みます。おそらくは完全なるホラーカルト映画になるのは次作からかもしれません。

新しいカルト作品に幸あれ!

Legion(レギオン) このエントリをはてなブックマークに追加


->imdb:Legion
「俺は神なんか信じていない」
「神も君らのことは信じていないさ」
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Review

ポール・ベタニーが天使ミカエルを演じているとくらいしか売りがなさそうに見えた本作。
実は、ストーリーの要になる妊婦役のエイドリアンヌ・パリッキ以外は脇を固めている役者も堅実で、安心して楽しめる(が、少し退屈で血と違和感がやや多い)ファンタジーでした。

ある夜、天使ミカエルが天から墜ちてきた。
(ミカエルっつっても、アレだ。Michaelなので、発音は普通にマイケルです)

人間を見限った神が放った人類を滅ぼそうとする神の軍隊を止めるため、そして人類の救世主となる子供を孕んだ、田舎のダイナー”Paradise Falls”のビッチウェイトレス、チャーリーとその子供を救うためだ。

ダイナーParadise Fallsには、妊婦のチャーリーのほか、自分の子を妊娠しているでもないのにチャーリーの面倒を献身的に見ている青年ジープ、うだつの上がらないジープを気にかける親父ボブ、料理人のパーシー、道に迷い電話を借りにダイナーに立ち寄ったカイル、そして車が故障したためたまたま通りがかった、ハワード、サンドラ、オードリー3人の親子連れがいた。

そこに、突然車で現れたのは、なぜか蠅がたかっているババァwith歩行器

レアステーキを注文し、モフモフ喰いつつ、チャーリーに向かって
「おまえのガキは、地獄に堕ちるよ!」
っと、細木数子のようなことを口走り、襲いかかってきたのだ!

ババァを何とか撃ち殺すが、ハワードが喉を嚙み切られ大けがを負ってしまう。

急ぎ隣町の病院まで運ぼうとするも、空一面を覆い尽くす蠅の群れにUターンを余儀なくされる。

途方に暮れるダイナー一行の前に多数の重火器で武装した天使様ミカエルがやってきて、

「俺の名前はマイケル(ミカエル)チャーリーの子は、救世主。それを守るためにきた。これから神の軍隊が襲いかかってくる。子が生まれるまで、ここに立てこもり戦うのだ!」

明らかに様子のおかしいことを口走るが、先のキチガイババァの件もあり、あっさり信じる一行。

そして天使に憑依され、凶暴化した人間の群れがダイナーに押し寄せてくるのであった。

導入部はこんな感じで、立てこもりホラーアクションを大期待してしまう。
実際、アイスクリーム屋(手足が伸びる)、包丁かかえた幼児・幼女を片っ端から撃ち殺していく不謹慎一大アクションシーンがあるのだが、それもすぐ終わってしまい、基本的にはうだつの上がらないジープ、ボブのダイナー親子の”人生後悔ばかりだぜ!”トークと、ミカエル様の”人間ってアホだけど、俺は好きなんだぜ!”トークがほとんどを占める。


↑例のアイスクリーム屋

蠅の大群や憑依された人間がワラワラやってくるあたりは、おお「レギオン」(レギオンの意味は、マルコ福音書あたりを読むと出てきます。めんどくさい場合は「エクソシスト3」でも言及されますのでそちらをどうぞ)だね!って思いますが、ダラダラと無駄に殺されにくるだけで、なんだか軽い。

また、大天使ミカエル様は聖書の設定上(聖書じゃないけど、失楽園あたりを読むと解ります)、人間に対する憐憫が厚い。しかしながら
カッペのダイナーの息子をして

「おまえは誰とも知らぬ子を宿した、アバズレウェイトレスの面倒をよく見ているから、すげー良いよな!おまえこそ救世主!!!」

とか抜かすあたり、えぇ?なにその軽い感じ?島田紳助の感動くらい軽いわ!!
と思いつつ

なんだか細かくね?天使って、細かいところ見てるんだね!!!結構暇なんじゃね?

という、しょーもない突っ込みを入れたくなる。
軽さは言葉だけにとどまらず、次々とあっさり死んでいくダイナー一行。
いやぁ、軽い軽い、世界が危機に瀕していると伝えるラジオ放送も軽い。

超軽量な終末。

人間爆弾にされるハワードさんと、それで溶けちゃうチャールズ・S・ダットン(おまえさん、いっつもそんな役回りだな)は、ちょっと良かったけど。

また、ラスボスとして登場するガブリエルとの男色を思わせる演出が、801属性の向きにはタマランかと思います。ミカエルがガブリエルの頬に手を置き「もういい、もう十分なんだ。こんなことやめよう・・。」っと。
端正なポール・ベタニーと暑苦しいケヴィン・デュランドの抱擁シーン。

どうしたいんだよ!何が狙いなんだよ!俺は、おもしろくねぇぞ!
(隣で見ていた嫁は「オラオラ、はよ、キスしろよ!」言っていたが。)

カッペダイナーに舞い降りたミカエル様も相当アレなのだが、ミカエルとタイマンは張りに降りてくるガブリエルの絵も相当アレ。黒い翼に甲冑にトゲトゲハンマー。なんと言っていいのか解らない違和感。

あれ・・?でもこの映画、実はオールマイティな要素詰まってるんじゃね?
ホラー要素ソコソコ、アクションもソコソコ、ベタニーファンへのサービスも盛り。
かわいいネーチャンもオバチャンも、ナイスミドルなオッサンも足りないものは何もない!

しかし・・・。

おかしい。だけど何かが足りない・・。
足りないんだけど、足りないものがなんだかわからない。そんな不思議な映画。

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↑宇宙戦争のトライポッド起動音のような音とともに登場するガブリエル様

The Last House on Dead End Street (ラスト・ハウス・オン・デッド・エンド・ストリート) このエントリをはてなブックマークに追加


->imdb:The Last House on Dead End Street
人を不快にするために作った映画と言われているが、実は不快のベクトルが違う。
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Review

どういうわけか、最近「悪魔の調教師」と「悪魔の狂暴パニック」の3本セットでDVD化された本作。

ナルシストな兄ちゃんが、昔の仲間と連れだってスナッフビデオを撮る。そして逮捕される。ただそれだけのお話。’77年の作品にしてはゴア描写に気合いが入っているようにも見えるが、何か投げやりな感じがする不思議な印象。

H.G.ルイスから勢いを抜いて、芸術気取りを注入し不真面目で割ったような作品だ。
なんでそんな感じがするのか?それは以下のキャプチャを見ていただこう。

女の股間に動物の蹄をセット「どうだ!口蹄疫にしてやる!」とか言いながら
髭の兄ちゃんにしゃぶらせて、ほーれ角も着けたろか!?

よーし、土人メイクの奥様に一本鞭をくれてやるぜ!!

それを観て爆笑する、ガンギマリ女


俺かっこいいしょ?わるいっしょ?

うわーーー、うっぜぇぇぇぇぇ!!!
なんかこういうのうっぜえぇぇぇ!!!!

そういう感じのシーンが細切れで入りつつ、殺人シーンも細切れで入る。ねー。なんかもう、うっざいでしょー?
有名なオネーチャン解体シーンもなんだかフィルムの質感に騙された感ありありです。

でも、僕は嫌いじゃないんです。
両足切断されて気絶している所を、アンモニアで起こされた女が自分の足下をみて絶叫するのとか。


「GIALLO A VENEZIA」でも、同じようなシーンがあります。あちらは殺人者のミラーサングラスに被害者の姿が映っていたりと、色々気を遣っているのでデキは雲泥の差ですが・・・。

で、結局、何が不快なのか?っというと、
全体通してみても、まったく意味がわからないし、何だかよく解らないけど不気味だしイヤなんだけど
それ以上に「こういう映画を撮って、ドヤ顔していそうな制作者」に思いを馳せると
かなり不快な感じがするんじゃないかと。絶対、ドヤ顔してる。絶対。
撮ってる本人達は相当ハイテンションなんでしょうが、現物はそんなに盛り上がっているように見えない。
だけど、当事者達のテンションが伝わってくる。

昔から有名な一品だったのですが、何故今更国内版が出たのだろう・・。youtubeにも転がっているし、ニコ動でも見放題という状況。もうちょっと早めに出しておけば良かったと思うのだが。

国内版では山口雄大氏、井口昇氏のオーディオコメンタリーが特典で入っています。
コレがまた、本編以上にやる気がないというか、なんというか・・。
両名「こんなの二度と観ねぇよ!観たらDVD割って捨てとけ!」だの、主人公の気取ったショットに対して「バカ!」等々、むっちゃ貶しております。ここまで、ボッコボコに酷評するコメンタリーも珍しいっすよね。
僕は、正直、コメンタリの方が面白かったです。(笑

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更新が滞っておりますが〜 このエントリをはてなブックマークに追加

いやー、すみません。すみません。
ぜんっぜん当たりの映画が無くてですね、これっぽっちも更新できないんですよ。
しかたないので、近々、80年代作品を掘ってみようと思っております。

しばらくおまちくださいませ。

The Meat Grinder(aka.Cheuuat gaawn chim) このエントリをはてなブックマークに追加


->imdb:Cheuuat gaawn chim
不幸すぎて気が狂ってしまった。「切株、おいしーよ!!」
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Synopsis


ビックリするほど不幸なバックボーンを持つ、四十路(たぶん)女ブード。

暴動で拾った(というか手持ちの屋台にたまたま紛れ込んでいた)死体で
肉ソバを作ってお店に出したら、大好評!

やった!ラッキー!これで足が不自由な娘の面倒も見られるし!
行方不明のバカ旦那がこしらえた借金も何とかなりそう!
若いイケメンと付き合えるようになったし!

人肉(実はイケメンの友人)様ありがとうございます!!!

っと、ブードさん、人肉ソバマスターという
料理の才能を隠しながらイケメンと幸せな生活を送るブードさん。

しかし、ある夜、勢い余って借金取り3人組をぶっ殺してしまいます。


ジェバンニの如く、一晩で手際よくスープのダシと具材にしますが、
翌朝、ハードな仕事でアザだらけになり、放心しているブードを見たイケメンは、
すっかり暴漢に襲われたと思い込み

「これからは、僕が守るよ!!」

なーんて、格好いいこと言っちゃって、ブードとイケメンは深い関係に
なります。しかし、その矢先、イケメンは店の裏の水瓶からブードの娘の遺体を発見してしまいます。

実は、ブードの娘は、バカ旦那と浮気相手のベビーシッターに浮気の現場を見てしまったため、
2人に殺されていたのでした。浮気の現場を見ただけの子供を水瓶に沈めて溺死させたのです。酷いモンです。

それ以降、ブードは娘の幻覚を見ていたに過ぎなかったのでした。

イケメンは、すっかりドン引きし、ブードから距離を置き、小西真奈美風の若い女と付き合い始めます。

娘の死体を隠していたため、警察に連行されるブード。
まぁ行方不明のバカ旦那と浮気相手の殺害容疑もかかってしまうのだが、
(実際、ボッコボコに拷問死させてます)

殺人の証拠もないし、娘も殺したわけではないので、あっさりと釈放されるのでした。

また寂しい一人モノになってしまったブード。既にサイコシェフとしての
才能を開花させてしまっていたため、イケメンを狙うストーカーに変身します。

まず、イケメンの若い彼女を拉致。早速スープの具材にしようと画策するのですが・・・。

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Review

タイの映画ってーのは、本当に無茶なことをやってくれる。
「ラップ・ノーン」や「アート・オブ・デビル」。さらに昔の「陵辱され自殺した女が幽霊になって復讐しまくる」シリーズも”やるならトコトンやってやろうじゃん!”っと、ファンに対して大サービスをしてくれます。

本作も例に漏れず、むっちゃくちゃのグッチャグチャです。犠牲者は単なる食材です。足も指も首もバランバランの切株祭り。ブッチャー映画お得意のかぎ針宙づりやら、七面鳥でもあるまいに口が裂けるまで香辛料を無理矢理詰め込まれたり等々大変。


ゴアばかりではなく、頻繁にカットインされるモノクロの回想シーンとの連携、後半に行くにしたがい壊れていく音楽とエフェクト。すべて良い感じ。

さらにタイの映画は、基本的に美形しかでません。”その辺のネーチャンに適当に絶叫演技させました”という事はしません。タイの芸能界は、一般人にはまだまだ敷居が高いと以前、聞いたことがありますし、白人とのハーフが多いのも要因の一つかと思います。ブードも歳はとっていますが、やはり美人です。

それにしても、ブードはあまりに不幸すぎてちょっと同情してしまします。
元は、父親が何処かで作った連れ子だったのですが、その父親とその腹違いの息子に嬲られまくり、水瓶に顔を沈められながらのハードSMセックスやら豚血責めやらでムチャクチャされたあげく、近親相姦っぽい感じで生まれた娘は、生まれたとたんに母に蹴りを入れられ障害児。


そんな母も自分の旦那と息子の馬鹿さ加減に嫌気がさし、毒殺して人肉ソバを作る人肉スープマスター。
(そうです、そもそも人肉ソバレシピは、母親から受け継いだものだったのです。)
synopsisの通り、折角育てた娘もくだらないことで溺死。もうムチャクチャです。

不幸すぎて完全に心が壊れてしまったブードは、後半、出刃包丁をもって繁華街をウロウロ。イケメンに「俺が悪かった!」っと謝罪されても娘の幻覚に「殺せ!」っと耳元で囁かれ、涙を流しながら本心とは裏腹な行動を取ろうとしてしまう等、悲しくて涙を禁じ得ません。

とにかく盛りだくさんの90分。西洋のスラッシーさと東洋のジメジメ怨念の融合。すばらしい!

Crank:High Voltage(aka.アドレナリン ハイボルテージ) このエントリをはてなブックマークに追加


->imdb:Crank High Voltage
ジェイソンさん、なにしてんすか?デヴィッドさん、なにしてんすか?
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Review

常にアドレナリンを出し、テンションアゲアゲでないと死んでしまうインチキ中国毒を(インチキではない)盛られ、むやみやたらと怒り狂いながら解毒剤を探すバカ映画、アドレナリンの続編。

続編っつっても、「お前、最後に死んだじゃん?、高いところから落っこちて死んだじゃん??」っと思われていた、今、イチバンカッコイイ禿、ジェイソン・ステイサム演じる、シェブ・チェリオス。

シレーッと、生きてました。確かに死にそうになってたけど、生きてました。
ムチャクチャです。当然、本作も前作以上にムチャクチャです。
大事なことなんで、2回言いました

ムチャクチャと言っても、前作をより「酷く」焼き直した自家発電映画。
ほぼ前作の完全トレースで「死霊のはらわた」と「死霊のはらわた2」の関係みたいなもんです。

何をやっても死なないので、その丈夫な心臓を買われたチェリオスのオッサン、今度は心臓を盗まれたあげく、定期的に充電が必要な人口心臓(多分中国製)を埋め込まれてしまいました。

今度は、定期的に充電しないと死にます。しかし、とりあえず何でも良いから感電すれば充電できるという、簡易設定がバカっぷりを加速させます。スタンガンが、シガーソケットが、電柱のトランスミッターが、変電所が、あらゆる電気関連施設が延命の鍵になります。今回も大観衆面前SEXもあります。(擦ると発電するんだってさ。バカ。)

さて、なんで映画を取り上げたか?っというと、切株っぷりが半端ないのです。
冒頭の手術シーンに始まり、チェリオスの過去の仕事、乳をぶち抜かれてニセ乳のシリコン大流出、見せしめの乳首切り、首だけで延命されている可哀相な人等々。乳と血の豪快な90分となっております。


インチキ心臓移植中 / チンコ潰されるの図

乳のシリコン大流出中 / 大観衆大公開セックス中

腹ぶち抜かれて内臓出ちゃいました / ジェイソンさんはこういう図がイチバンですな

デビッドさん、なにしてはるんですか? / 肘を輪切りにされました。

首だけで良い感じの人 / お仕置きで乳首切っちゃう根性見せた人

嫌いな人は本当に嫌いな中身スッカラカンの映画ですが、週末に頭スッキリさせるにはもってこいの一品。
オススメ。

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Triangle このエントリをはてなブックマークに追加


->imdb:Triangle
例のあの感覚、フランス語でしか言えないあの感覚。
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synopsis


シングルマザー(たぶん)のJessさん。育児疲れを癒そうと
お友達と快適クルージングに出かけます。

快適クルージングのはずだったのですが、なぜか猛烈な嵐がやってきて
ヨットは転覆。あわや遭難の憂き目に遭います。

まったく、折角、疲れを癒そうとしたのに散々です。
しかもお友達の一人は行方不明になってしまいます。

転覆したヨットの上で途方に暮れる、Jess、Greg、Victor、Sallyの四人ですが
そこに豪華客船(でもなんか古い)やってきます。

「やった!助かった!」と、喜んで乗船する四人。
しかし、客船は何故か無人。豪華なフルーツなんかも用意されていますが
人っ子一人いません。なんだか、よく聞く幽霊船みたいな、怪しい船です
AEOLUS(アイオロス)という船の名前も非常に意味深です(実際、オチに繋がる意味はあります。)

船内を散策すると、なぜかJessさんの家と車の鍵が落ちています。

「?・・なんで?」

っと、疑問に思っていたら、血痕や謎の血文字メッセージを発見!
そして謎の覆面殺人鬼に襲われます。

Jessを除く3人は、あっという間に殺されてしまいますが、
何故か3人はそろって「Jessにやられた!」と言い残します。

なんだか、あらぬ疑いをかけられたまま、一人残ってしまったJessさん。
覆面殺人鬼とのタイマンに見事勝利。呆然としているとそこに、”自分を含む殺された三人”を
乗せた転覆ヨットがやってくるのでした・・・。

「なぜ?なんで自分がもう一人いるんだ?」

Jessさんは気がつくのです。先の覆面殺人鬼は、別の自分であると。
そして、この殺人は延々と繰り返されていることを。

無間地獄から抜け出そうとJessさんは、試行錯誤しますが、過去・未来の
自分自身の虐殺がどうにも止まりません。

どう抗っても、再びやってくる自分を乗せたヨット。
彼女が観るのは、延々繰り返された殺人による、仲間の山積み死体。
(しかも、全員同じだ)

結局、彼女は別の自分との格闘に負け、海に転落。
目を覚ますと、地元の浜辺。

家に帰ると、子供に辛く当たる、また別の自分が居るのでした。

何を思ったかJessさんは、その別の自分自身をハンマーで撲殺。
死体を詰め込み、子供と一緒に車で出かけます。

途中、鳩をひき殺してしまうのですが、鳩を路肩に処分しようとすると
そこには、大量の鳩の死体が・・。

そう、これも予定調和無間地獄ループの一部だったのです・・・。

再び走り出す車、騒ぎ出す子供、そして目の前にはトラック。。。

トランクの撲殺済みJessは事故死として扱われ、
運転していたJessは、諦め顔でタクシーに乗り港を目指す。。。

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Review

「例のあの感覚、フランス語でしか言えないあの感覚」ってのは、S.キングの
短編で、無間地獄に嵌った女を描いた一品。なんとなく思い出したんで、書いてみただけです。

こういう不条理パターンの作品は、大体、「ジェイコブス・ラダー」あたりのオチに落ち着くのですが、
この作品はなかなか捻ってありました。

「実は死んでました」「実は夢でした」といった、安易なところには着地を許さず、
徹底的に不条理無間地獄を描ききっていると思います。
それでいて、観客を過剰に混乱させようとはしていません。ヒント(船の名前、傷のついたレコード、Jessの夢、等)もしっかり組み込まれています。ただ、Jessがなんで無間地獄に陥ったのか?という説明は全くありませんが。

監督・脚本はSeverance(aka.サヴァイブ 殺戮の森)、Creep(aka.レイジ34フン)のChristopher Smith。どうりでちょっと捻くれた映画です。
前作のSeveranceは、コメディ路線が強く出たスラッシャーでしたが、本作は、お笑いはありませんし、Creep、Seceranceの2作品のようなゴアゴア描写もありません。トワイライト・ゾーン的な不条理地獄を淡々と表現しています。

しかし、時折見せるスラッシーな表現はやはり秀逸。
次作の「Black Death」も楽しみです。

本作には細々とした設定や小ネタがあるのですが、別のサイト様がガッツリと詳しくレビューされています。
是非そちらも参考に!

Jennifer’s Body このエントリをはてなブックマークに追加

Jennifersbody
->imdb:Jennifer’s Body
愛でろ!!!!
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synopsis

ド田舎、Devil’s Kettle(ひでぇ名前だ!)で、ピカイチ美人のJenniferさん。
彼女演じているミーガン・フォックスそのまんまな、美人だけどなんだか、それを鼻にかけた感じがする女だ。
Jenniferの幼なじみNeedyさんは、メガネっ娘の地味地味女。Jenniferさんの引き立て役のようにJenniferさんについて回ります。
しかし、別に引き立て役というわけではなく、ガチ仲良しな幼なじみなのです。

CAP00005CAP00006

そんなJenniferさんとNeedyさんは、なんだかダサいインディバンドを見に行きます。
(このバンドがすげぇダサい。いまさら無いわぁという感じで。)

CAP00014CAP00016

ところがライブ中、火事が発生。命からがらライブハウスから逃げ出す二人ですが、
バンドメンバーに一目惚れしたJenifferさんは、
「いやぁ、よく燃えるね!ふひひ!」っと
言い寄ってきた、ボーカルの男とともにツアーワゴンに連れ込まれ何処かへ行ってしまいます。

CAP00018CAP00020

Needyさんは「ちょ、あんた、ヤられちゃうって!」っと止めたのですが
聞く耳持たないJenniferさんなのでした。

Needyさんが心配しながら、彼氏に「どうすっべ?」などと
(地味なメガネっ娘でも、アマンダ・セイフリードなので彼氏ぐらい当然います。)
電話しながら家で待っていると、血まみれのJenniferさんが、帰ってきます。

突如、冷蔵庫の食い物を漁って、ムシャムシャと喰った後、雄叫びを上げながら
謎の黒いゲロを吐いて立ち去るJennferさん。明らかに様子がおかしいです。

CAP00021CAP00024

翌日、火事でクラスメイトがたくさん死んでしまったため、暗い雰囲気の高校。
Needyさんもゲンナリしていると、Jenniferさんが何食わぬ顔で登校してきます。
もう悲観に暮れるクラスメートなんぞ、気にせず、超ご機嫌です。

そしてミーガン・フォックスそのまんまなビッチキャラで
悲観に暮れるアメフト男子を誘惑。森に連れ込んで・・・・

喰っちゃいます。

あ、いや、そういうんじゃなくて。本当にムシャムシャと内臓を喰っちゃいます。

CAP00030CAP00033

実はJenniferさん、あのダサいインディバンドのメンバーたちが有名になるために行った悪魔的な儀式の生け贄として捧げられてしまっていたのです。

が!

Jenifferさんは、処女じゃなかったために悪魔憑きとして蘇生(なんでぇ?)
CAP00035

男を食えば食うほど元気いっぱいになる、肉食系女子となっていたのです!!
ちなみに喰わないと老け込みます。(というか、眉毛メイクのみになるだけです)

CAP00031CAP00034

まぁ、そんなこんなで、カニバルキラーとして大活躍するJenifferさんなのですが
幸せは長続きしません。Needyとの友情と自らの欲望との板挟み苦悩の日々が
やってきます。

そして、Needyさんの彼氏をも食らおうとしたJenifferさんは、
Needyさんの友情パワーによって、息の根を止められてしまします。

CAP00037CAP00038

そこでめでたしめでたしとはならず、Jenniferさん殺害の罪で投獄されるNeedy。
幼なじみを自らの手にかけ、彼氏も亡くしてしまった彼女に失う物はなにもありません。
彼女が思うのは、こんな事件のトリガーとなった、バンド連中への復讐です。

CAP00048

そう、悪魔はNeedyに転移っていたのだ!

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review

なんつうの?ミーガン・フォックスを愛でる映画なの?
メガネっ娘、アマンダ・セイフリードを愛でる映画なの?

まぁ、どっちでも良いですけど、僕はアマンダ・セイフリードのが好きです。

この映画、シャーリーズ・セロンを愛でる映画「イーオン・フラックス」、マニア受け必須だった、ミシェル・ロドリゲスを愛でる映画「ガールファイト」等のKaryn Kusama監督です。

「女の友情臭がプンプンするなぁ」っと思ったら、女性の監督なんですね。
野郎が撮ると、どうしてもエロ百合っぽくなるんですが、全然エロ臭がしません。
「ホラーとして、それはどうなんだ?」という向きもあるかも知れませんが。
また、Needyとその彼氏も、”もっすごい普通の高校生カップル”として描かれており、青臭い感じがいいんですよ。

CAP00025CAP00036
ほんと、愛でるの好きですねぇ。この調子でガンガン行ってほしいですね−。

Needyの初体験とJenniferの食人シーンとのリンクは、ちょっとベタ過ぎて引きますが・・。

ホラーSHOX呪さんのところの解説では、英語駄洒落満載の一品とのことなのですが
さすがに日本でダラダラしているナマニクには、よく分かりませんでした。

また、同じくSHOXさんのところで気にしていました、オボコ娘役のValerie Tian。

CAP00049

僕も結構気になっていて、「どこかで観たことあるんだけどなぁ」っと思っていたら
この人はTVシリーズをメインに活躍している人でした。
大抵、赤メガネで如何にも東洋人的なキャラを演じています。
最近では、Bionic WomanというTVシリーズで青木という日本人を演じていました。
(日本語はしゃべりませんが・・・)
次作劇場映画は、ティーンスリラー『Triple Dog』。

公式サイトで一枚だけ、赤いユニフォームを着たスクショがありますが、
相変わらず、ちょい役です。

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hor66317-01
->imdb:offspring
ケッチャム作品をそのまま映像化してしまうとこうなります。
正直、前作にあたるOffseasonを知っていてかつOffspringも読んだことがないとかなり辛い
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synopsis

・11年前に食人一家による大惨劇があった港町。ある夜、惨殺事件が発生
・その手口は、11年前の食人一家の事件を彷彿とさせるものであった
・悪夢が再び?っと、地元警察は、その過去の事件が元で引退してしまった警官、ピーターズとともに調査を開始する
・港町に別荘でゲーム開発にデイヴィッドは、ある朝素っ裸の女を見かける。
・デイヴィッドは、嫁のエイミーにヒッピーコミュでもあるのか?(んなわけあるか!)っと話すが相手にして貰えない
・エイミー、デイヴィッドの友人メリッサが別荘に息子ルークとともに訪ねてくる
・メリッサは離婚調停中。旦那のスティーブンはは相当ひどい奴らしい。(ケッチャムお約束の暴力男)
・そんな旦那が別荘に来るという。心配したデヴィッドは警察を呼ぶが、先の事件で
全員出払っており連絡が着かないのであった。
・結局、夜になってしまいデヴィッド夫妻の別荘は食人一家の襲撃を受ける
・食人一家は、11年前に警官隊によって皆殺しにされたはずだが、一人だけ女が生き延び、再びファミリーを作っていたのだ
・デイヴィッドは生きたまま解体。エイミーとその赤ん坊は誘拐されてしまう
・ルーク以外は結局全員一家に捕まり、警官たちも11年前の一件を知るピーターズ以外は皆殺しにされてしまうのだった。
・ピーターズと合流したルークは、協力して家族を一家から救い出そうと命がけで一家の住処へと向かうのであった。

review

すみません、今回はちょっとだけ真面目に書いてみたりします。
J.ケッチャムの超絶残酷小説OffSeasonの続編、Offspringの映画化である。
Offspringは、Offseasonほどのパンチのある無いようではなく、僕個人としては
Offseasonのファン向けおまけ作品(といっても活字量はOffspringより多いのだが)的位置づけと思っていたり。

そんな小説の映画化は辛いんじゃないかなぁっとおもったら、やっぱり辛かった。
小説を知らない観客が渡される情報は、オープニングクレジットのバックに流される11年前、およびその他誘拐・殺人記事だけ。
やはりこの映画は、Offseasonの強烈な惨劇をきちんと踏まえてこそ生きてくると思います。
でなければ、11年前に致命的なミスをやらかし、食人一家の陰に怯えるピーターズの苦悩が理解できない。

本と比べても仕方ないんですが、やっぱり、offseasonでやりたい放題喰い放題していた一家の生き残りが、いかにしてファミリーを再建したか?という部分に力を置かないと、なんだかよく分からない、「あうーーーあうーー(゜q゜)」行っている連中が、山小屋にきたアンチャン一家をフルボッコしているだけという寂しい印象しか残らないです。無念。

さらに厳しい点が一つ。
ファミリーの新リーダーである、”ウーマン”は、その辺からガキをさらってきては、ナイスな調教を施し、食人ファミリーの一員へと仕上げているわけです。ただ、こいつらは本能のまま、食人をしているわけではなく、”縁起”を担いだり、狩り当番を決めていたりと独特のルールに従って生活しているのです。

そんなルールに従って、”セカンドストールン”(かっさらってきた順に名前を付けるストレートさが健気だ)が、自らのミスを罰するために、自身の体を”わら”でペチペチ痛めつけるシーンがあるのですが、原因となるミスが説明されないまま、映像にしてしまっているため、ほんとにペチペチしているだけに見え、なんでこの娘はペチペチしてるのか?なんなの?バカなの?死ぬnryっと、なってしまいます。

ケッチャム作品によくある、”悪人は悪人なりのルールにのって行動している”という説明がまったくされないため、「あうーーーあうーー(゜q゜)」が、暴虐武人に振る舞っているだけにしか見えないのです。”隣の家の少女”や”黒い夏”はこのあたり成功しているように思えたのですが・・・。

しかし、脚本はJ.ケッチャム本人によるもの。うーーん。ケッチャムさんはこれでよかったのかなぁ。

っとまぁペチペチと悪いことを色々書いてしまいましたが、ゴア描写はある程度こなれているので、その手のファンの期待には十分応えられます。

しかし、Offspringは人体破壊よりも心理描写に重きをおいた作品であるため、映像化するとゴア量はさほどありません。

Captures

CAP00005CAP00009
のっけからこのような切り株が炸裂します!が、しかし・・。

CAP00016CAP00018
いやぁ、もう、そっちの好事家にはたまらない切り株となっております。

CAP00039CAP00040
デイヴィッドさんは、生きたまま解体されます。
でも「ワーォッ!ワーォッ!」という煮え切らない悲鳴がちょっとアレ。

CAP00013
問題のペチペチシーン。ペチペチッ!ペチペチッ!

$

Drag Me To Hell (aka.スペル) このエントリをはてなブックマークに追加

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->imdb:Drag Me To Hell
俺、本当は「死霊のはらわた」のリメイクを撮りたかったんだ・・・。
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Review

三日三晩ババァにつきまとわれる映画とか言われていますが、正確には三泊四日、ババァにつきまとわれる映画です。

昇進を狙う銀行ローン課のネーチャンが、上司への売り込みネタとすべく、ジプシーババァのローン返済期間延長を断ったら逆恨みされ、3日間、幻影・幻覚・ポルターガイストに悩んだ末に最終的に地獄へ連れて行かれる呪いをかけられるという、ハッキリ言って自主制作レベルのネタをガチ本気で作ってみましたという一品。

ナマニクは、北米版DVDを購入済みだったのですが、あるシーンを見た直後、鑑賞を止めて、そのまま劇場まで足を運びました。
ナマニクのサイトを見に来るような、悪趣味な方々はご存じと思われますが、本作、初期サム・ライミの集大成となっております。
いや初期というか、XYZマーダーズまで含めた「死霊のはらわた」〜「キャプテン・スーパーマーケット」までと言った方が良いか。

たぶん、サム・ライミは「死霊のはらわた4」あるいは「死霊のはらわた」のリメイクを撮りたくて仕方ない(そういうニュースは定期的に出ますね)のだが、ポジション的にそんな物は撮れない(ピーター・ジャクソンも同じ)。
悔しくて仕方ないので、別企画を持ち込んで、スラップステックな人体破壊やびっくり箱表現を完全エンターテイメント化していた初期時代をもう一度!っという塩梅です。

CAP00042CAP00079CAP00074

実際、「死霊のはらわた」を見たことがある方々には、大写しになるタイトルフォントや
グロ表現や音楽から何から何まで「お。これは・・」という、シーンが満載で存分に楽しめます。
(つーか、白目向いて空中浮遊したり、飛び出た目玉が口に入れば間違いなくEvil Deadしか思い出せないのです。)

”映画宣伝屋おすぎ”(不謹慎かもしれないが、本作はピーコにCMさせた方が良かった)に騙された、あまりホラーに耐性が人々にも、滑稽なグロはコメディになってしまう奇妙な感覚を味合わせることに成功していると思います。

以下、多少ネタバレです。

劇場版では残酷シーンがカットされています。北米版DVDでは、ざっと見、

・鼻血のシーンは、”鼻血”−>”吐血”−>”口を押さえたら鼻から大噴射”
CAP00043CAP00048CAP00049
ちなみにこのシーンで「コレは劇場で見るべきだ」っと思った次第。

・猫ちゃんは、包丁でザックザクされます。(死体も大写し、その代わり猫を探すシーンはカット)
CAP00060CAP00067

・ババァの死体はスコップでこじ開けられます。(劇場版はスコップを突っ込むところが無かったと思う)
CAP00072CAP00073

どう考えてもあった方が良いシーンなのですが、レイティングの関係上やむなしと言ったところでしょうか。残念。

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