『血のバレンタイン』のSpecial Editionです。
今更、出すのはMy Bloody Valentineの3Dリメイクの宣伝もかねてるんでしょう。
(当然、リメイク版のトレイラーが解説特典の中で流れてました。)
長らく削除されっぱなしで封印されてきた、削除シーン付きとのことで、ワクテカしながら買ってみた次第。
従来のDVDよりパッケージも何やらカッコイイです。
追加された削除シーンは以下の通り
- 冒頭の炭坑青姦シーンで娼婦の胸から突き刺さる鉄心が突き出るシーン
- 気の良いおばさん、メイベルさんの乾燥機ゴロンゴロンシーン
- 酔っぱらい悪戯ジジイのツルハシ顔面粉砕シーン
- 若造がホットドックウインナーと一緒にボイルされるシーン
- シルビアさんがシャワールームで宙ぶらりんになるシーン
- 髭のオッチャンがネイルガンでボッコボコにされるシーン
- 絞首された男が、落下した勢いでクビがもげて、体が床に叩き付けられるシーン
- アクセルさんの両親惨殺フラッシュバック
- アクセルさんの腕切断&それを持ってびびるサラ
要は、すべての殺人シーンにゴア描写が追加されているという具合です。
「暗くてよくわかねぇ」とか「その犯人は無理」とかあまり評判の良くない(それでも「誕生日はもう来ない」より良いだろ)本作ですが、僕は、この削除シーンのスラップステックな人体破壊の追加により、大分印象が良くなりました。
削除シーンは個別に鑑賞が可能な上、削除シーン込みで、作品を通して観ることもできます。
メイベルさんの乾燥機ゴロンゴロンとツルハシの柄が目から飛び出るのは必見です。
日本版が出ると良いのですが、米Amazonでも送料込みで2000円ですから、この際、北米版を買ってみてもと良いと思いますよ。
しっかし、この映画のエンディングテーマ。。。。。おもしろいなぁ。