だたのダジャレ映画と思うなかれ!なかなか良く出来たバカ映画だよ!
作品データ
2014米
監督:ジョーダン・ルービン
あらすじ
ジェン、マリー、ゾーイの3人の女は「おーし!リバーサイドなキャビンでバケーションだぜ!男抜きでな!」とルンルンと山奥へお出かけ。「ドキッ!女だらけのキャビン・イン・ザ・ウッズ!」と洒落込む・・・が、すぐ後からそれぞれのボーイフレンドがチンコも死亡フラグもビンビンさせながらやってくる。
イチャチャし始めた彼らに、産廃薬品を浴びてゾンビ化したビーバーが彼女達に襲い掛かるのだ!!当然ビーバーに噛まれれば「ゾンビーバー化」してしまう!主役と思われていたジェンや隣の山荘に住む老夫婦などなど、次々にゾンビーバー化していくなか生き残るのは誰なのか!?
レビュー
タイトルだけでGIGAZINEやらその辺の幾つかのニュースサイトで話題になっていた「Zombeavers」がDVDになったよ!話題にするだけ話題にして、続報一つも流さずPV稼ぎだけに熱心なニュースサイトは死ねよと思う今日この頃。俺はちゃんと最後まで追っかけますからね。
本作は80年代スラッシャーへのリスペクトをヒシヒシと感じる最近よく見るタイプの雰囲気をまとった良質なモンスター映画です。面白い面白い。音楽はシンセサイザーが切ないフレーズをかなで、2階からから窓ガッシャンダイブをはじめとするなにか懐かしいシーンがそこかしこに。ゾンビーバーへの変身場面も齧歯がニューンと生えてきて「デモンズ」を思い出させる。
ビーバーは基本的にマペット手動操作て手首の動き丸出しで、細かいところはCGで補正しているようです。それでもビーバーのヘコヘコした大味な動きは誤魔化しようもないため、逆に偽物感を前面に押し出し馬鹿で可愛いイメージで押し切っているところが素晴らしい。油断すると乳がボローン、股パッカーンなノーテンキエロも楽しい良作。ただ、マペットに金をかけすぎたのか、血しぶきのみならず血だまりすらCGにしてしまっているのは残念。そこは盛大に血糊をぶちまけて欲しいところだった。
あ、あとね、続編・・・が・・?