Story
ヒミツがある女の子、Angelaによる大虐殺で有名になってしまったManabeキャンプ場。
キャンプ場所有者のFrankさんとRonnieさなはその暗い過去を払拭しようと必死だが、
とにかく貧乏キャンプ場。まともな賃金も払えていないため、スタッフはやりたい放題。
そして、例によって例のごとくまた突然行方不明者が連発するにつけ
「Angelaがまた戻ってきているのでは?」
っと、不穏な空気が流れ始める。しかし、真っ先にに疑われたのはADHDの肥満問題児Alan
粗雑で暴力的な行動を普段から取っていた彼は、Alanは全員に疑いを掛けられ虐げられる。
実際はAlanはやっていないのだが、キャンプ場あげてのフルボッコ。
結局Angelaが戻ってきたかもどうか判らないまま、キャンプ場は血の海と化すのでした。
めでたしめでたし。
Review
1作目の監督・脚本のRobert Hiltzikさんによる
Sleepway Camp(aka.サマーキャンプ・インフェルノ)の「比較的まともな」続編。
そこいらのインタビューによると2作目、3作目、あと映画であるかどうかも怪しい4作目については、無かったことにしたい勢い。1作目以降は、お笑いを通り越して悪ふざけをしているだけのように思えた本シリーズだが、今回は軌道修正。少しまともになって帰ってきました。
本筋はALanという、ADHDっぽい肥満児かつ問題児のキテレツな振る舞いと生徒の皆さんからのイジメシーン。
とにかくAlan君は、シャツに汗染みをたっぷり付けたまま、すぐ暴力を振るい、食い物投げ、噛みつく。
なのでみんなに嫌われて当然ななのだが、実はガマ蛙と仲良く森で遊ぶような良いヤツなのだ。でもまぁ、とにかく付き合うには大変な相手。
※つーか、このシャツに染みは無理があるだろ。いくらスペシャルな子供だといっても、もう少しマシな世話してると思うのだが・・・
しかし、ストーリーはキャンプ場で発生する事故(っていうか殺人)がAlanが起こしているのではないか?っとミスリードを誘う。しかし、「犯人が誰か?」なんてこのシリーズで考えさせるのは野暮というもの。(わかってるでしょ?)
「はぁ・・・」としか言えないオチが待っているのだ!
ゴア描写については、まぁキャプチャを観ていただきましょう
お前の顔面、フライにしてやんよ!(1作目の鍋大やけどの方がクオリティ高し)
お前の顔面、ネズミにくわしてやんよ!!クビつりにしてやんよ!!
有刺鉄線でグルグル巻きにしたり、チンコブッコ抜きにしてやんよ!!
串刺しだよ!串刺しだよ!! 生皮はぎだよ!!活け作りさ!!!
従来のファンからは1作目以外は全部内容は一緒だし本作も大差ないといった否定的なレビューが連発しているようですが、僕はよっぽどマシになっていると思います。
しかし、シリーズをずーっと見続けていないの何のこっちゃわからんと思う。
これは確かに致命的だが、初代AngelaのFelissaさんも出演しているし、まぁいいじゃん?っと。
ファンなら納得だよね?という映画。1作目からの続投の人もちょっとだけいますが、そんなに嬉しくない(笑
それにしてもFelissaさんのハイテンションっぷりは、薬でもやってんじゃねぇ?って思うほど。
近年のホラーをまとめたドキュメンタリー「封印殺人映画」でのインタビューのテンションも相当怪しい・・。
大丈夫なのか、この人は。