不法入国メキシコ人と一緒に国境越えして、ナイスなドキュメントを撮ろうと思ったら、アメリカ大好きギャングに拉致られて強制勉強会!ギャーー!メヒコ!メヒコ!

あらすじ

 
ドキュメント取材班トラヴィス、リズ、アルベルト、デヴィー、ジムの5人は、メキシコ人の不法入国ドキュメントを制作をしていた。アルベルトの知り合いがいる貧しい町の住民の有志が不法入国する様を撮影するのだ。順調に撮影を進めていたのだが、アメリカ入国直後、謎の集団に拉致されてしまう。
 
↑そもそも隠し通路からして、いきなり死体が出てきたりとか非常に物騒
拉致をしたのはアメリカ大好きっ子が集まるサディスティックなギャング集団。ギャングのリーダーは「よぉうし!俺らが如何ににアメリカを愛しているか、お前ら撮ってろ!な!」っと、取材班一行のドキュメントを無理矢理路線変更、次々拉致してきた不法入国者を「俺らが不法入国メヒコ野郎を調教してやんよ!」と言いつつ、シバキまくって、ほれ撮れ、やれ撮れと強制的に撮影させる。
 
↑路線変更!さぁ、このこのコンドームを飲むのだ!
 
↑クイズ大会中。不正解だと乳モロだしの嫁さんの腕がもげちゃうかもしれません。

裸に剥かれておびえまくるメヒコマンに「"我に自由を与えよ。 さもなくば死を与えよ。"と言ったのは誰でしょう?答えられないと貴様の嫁を殺す!」だの「コカインをパックしたコンドームを飲みこめ!飲めないなら殺す!」だの死のクイズや訓練を要求。「俺らだって、超勉強してんだもん。コイツらにもしっかり勉強してもらわにゃ!」とやたら体育会系のギャング。ギャングの無茶苦茶さ逃げ出したいトラヴィス一行ですが、やれどもやれども逃亡に失敗。果てはピニャータの中に閉じ込められてクギバットで殴られたり、ギャングのトレードマークの焼き印を押されたり、次第に追いつめられていく。
 
↑なんか怖いオバちゃんもいるし、もう家に帰りたいよ・・・

 
↑裸で吊されたり、電気棒で泡吹いたり大忙し

感想

またPOVかよ!というわけで期待しないで見たんですけど、期待しなかった分、それなりに楽しめました。前半、過剰労働からくる不注意の事故で足を切断することになった老人のエピソードなんかもあり社会派気取りのPOVなのかな?思わせつつ、実はそんなのどうでも良かったです。ずーっとメヒコマンがボッコボコにされている様を見せられるだけ。ギャングのぶっとんだ生活やその思想もちゃんと描かれていますが、単なるキチガイ愛国者なので、その辺りの説明もあってないようなモノ。とにかく虐めて虐めて虐め倒す。
 
↑人入りピニャータをクギバットでボッコボコに!
 
↑腎臓は一個で十分なので、一個は摘出して売っぱらうよ!
 
↑ギャングのリーダーがずーっと覆面してるのが笑えます。メシ食ってるときもこのままです。
役者はギャングの一員役で、キチガイやらせたらピカイチのイケメン、ノア・セガンが出演しているほかは、大して特筆するような人は出ていません。基本的にTV畑の役者中心で海外ドラマを見ている人には「ああ、どっかで見たなあ」レベルの人々が中心です。
 
↑ノア・セガンも殆ど覆面取らないし、台詞もあんまりなく残念だけど、相変わらず勢い余ってメヒコマンをメッタ刺しにしたり狂ってます
 
↑ノア・セガンの参考画像(Someone's Knocking at the Door,All About Evil)
そんなにオススメできませんが、”スペイン語でギャーギャー騒ぎながら虐待されるメヒコマン”という言葉にピンと来るなら一見の価値ありです。(いねぇよ・・)

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