ハウス・ジャック・ビルト / The House That Jack Built

崩壊した顔面と某キュビズムの絵を交互に見せて、Murder is artって最初にはっきり言っちゃうから、そのまま。ヒネリも何も無い。この安直さよ。

家を建てることと、映画を創ることと殺人を同じアートとして扱っているわけで、精密にやるときも有れば運任せや雑になるところもあるし、思ってたのと違うものができることがある……ということ。
だから殺し方が雑だの露悪的だのアートなら美しくやれだのいうのはホント意味が無い批評だ。

当然、当事者のジャックはトリアーの投影。OCD(強迫神経症)なのもそうなんじゃなかろか。オチからみるに、トリアーは病みっぱなしなのは間違いない。この狂ったデンマークのオッサンは『イディオッツ』で確立した手法を変えず、たぶんこのまま行くんだろう。