映画|Cottage County|コテージ・カントリー

はいよ

うだつの上がらないオッサンが彼女にプロポーズをするお膳立てをしていたと思ったら、何故か大量殺戮のお膳立てをしてしまう、ウッカリなお話

作品データ

2013年 アメリカ 監督:ピーター・ウェリングトン 出演:マリン・アッカーマン、テイラー・ラビン、ルーシー・パンチ

レビュー

あらすじ

甲斐性なしを画に描いたような風貌の男トッドは、週末に湖畔の別荘で彼女のキャミにプロポーズをしようと画策してた。キャミの方も”いよいよプロポーズされるわ!”と予感し、2人ともルンルン気分で別荘に向かう。夜、キャミがうたた寝をしているトッドのチンコをしゃぶっていると、突然トッドの兄サリンジャーとその彼女のマーシャがやってくる。「おー、オマエ、景気よくしゃぶってもらってんな!」ドカドカと上がり込んでくるサリンジャー。

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折角の雰囲気を台無しにされ朝を迎える2人。サリンジャーは定職には就いていないがエロサイトで一儲けしており、悠々自適な生活を送っているため、見るからに自由人。朝食の場でトッドのうだつの上がらない社畜っぷりをバカにしだし雰囲気は最悪に。そしてキャミが退屈しているマーシャを連れキノコ狩りにいっているその間、大喧嘩を始めるトッドとサリンジャー。一方的に殴る蹴るの暴行を受けたトッドは勢い余って、サリンジャーの首にオノをたたき込む!

やんのかこらちょ

「あ、殺ちゃった・・・」死体を納屋に隠し、なんとかごまかそうとするもキャミに即バレ。事態は一層深刻に・・・はならなかった!キャミは「マーシャも殺すっちゃえばいいじゃん!」とサイコな提案!

オエーやれ

マーシャをフライパンでぶん殴り殺害すると、死体をバラバラに解体、湖に捨てる2人。事が一段落し、ホッと一息ついたトッドは湖畔でプロポーズ。邪魔者も消して幸せ絶好調!!っと思いきや、留守にしていた別荘ではサリンジャーの友人が押しかけパーティを始めていた!

サリンジャーの友人達をなんとかあしらい、場を凌ごうとする2人。しかしトッドは罪悪感からか、”狼男アメリカン”よろしく、腐ったサリンジャーとマーシャの幻覚に苛まれる。さらにサリンジャーの友人ダヴに”サリンジャーが湖畔にいた証拠”を運悪く発見されてしまい、彼も殺害する羽目になる。

オッスオッス/乳首
いてええやって埋めるだけ

一夜明けて、タヴの行方を捜しに警官がやってくる。さぁ、もういい加減にいよいよ窮地に立たされる2人。ダヴの死体も発見されてしまいピンチ・・!!!・・・にはやはりならず、その辺をウロウロしていたや浮浪者が犯人とされ、トコトンラッキーを極める。

しかしトッドは良心の呵責に耐えきれず自首するために車を走らせる。「私の結婚が!ジューンブライドが!」とトッドの後を追うキャミ。「殺してでもあの男の自首を止めなければ!!っていうか、もう殺してしまえ!みんな死ね!死んでしまえ!!!」

感想

キャミ役のマリン・アッカーマンは”ウォッチメン”のローリー・ジュピターの中の人、トッド役のテイラー・ラビンは”タッカーとデイル”のデイルである。濃い口バイプレーヤーによる濃厚なダタ滑り殺人コメディという風情。コメディといっても流血や断末魔の人体表現はエグい。首はもぎれるし、目に矢がささり、果ては人体をオノでバラバラにしてのける。さらに各方面画のオマージュも忘れること無く盛り込まれていおり、マーシャがフライパンで思いっきりぶん殴られて変な痙攣を起こすのは、どうみても”悪魔のいけにえ”そのものだし、トッドが見る兄サリンジャーの腐った亡霊は”狼男アメリカン”だ。

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しかし、それ以上のことは無く、ハッキリ言って、少し退屈なのかもしれない。というのはサリンジャー、マーシャ殺害までは非常にコメディしてもスラッシャーとしても一級だし、トッドとキャミの演技もどこか抜けてて楽しい。しかし、それ以降がまったくダメなのだ。パーティの幻覚は、ラストでトッドが自首を決意するために必要な要素ではあるのだが、これがクドい。加えて警察とトッドの両親が同時に登場してのすっとぼけた家族会話劇も退屈だ。どうせなら、家族皆殺しにするくらいの勢いが欲しい。

もちろんラストのトッドとキャミにキチガイカーチェイスは、かなり楽しめるし、ベタながらもサプライズが用意されたオチもそこそこだ。中だるみさえ無ければ、手放しで楽しめる映画だったのだが・・実に惜しい作品。
でも楽しいよ!!

2 Replies to “映画|Cottage County|コテージ・カントリー”

  1. いつも楽しく拝見しております。面白い解説で、映画を見ているような気分になります。

    普段、なかなか知れないB級タイトル映画も知ることが出来てありがたいです。これからも頑張ってください(^^)

  2. >つぶさん
    こんにちは!
    コメントありがとうございます。そう言って頂けると、嬉しいデス。映画の感想や紹介を始めたキッカケは「輸入盤に手を出せない人、ホラーが苦手だけどちょっと観てみたい人」たちに”観たような気になって”もらうためだったので。
    ゆくゆくは自分で作品を掘ったり、輸入盤を買ったりしてくれるようになれればなーという思いもあり、続けています。
    また観に来てくださいね。よろしくお願いします。

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